小笠原KOに自信満々だったウィン
2023年11月5日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2023 vol.5』にて、KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)とスーパーファイトのKNOCK OUT OFG-REDフェザー級3分3R延長1Rで対戦するウィン・シットチェニイム(タイ)が3日(金)都内にて公開練習を行った。
ウィンはボクシングアジア大会優勝の実績を持ち、ムエタイ戦績は65勝(25KO)20敗。ウィラサクレック会長の推薦を受けての出場となる。
公開練習ではパンチとミドルキックを中心に、ヒジ打ちも繰り出したウィン。「初めて外国で試合をするのでワクワクしています。ベストを尽くします」と意気込み。
対戦する小笠原については「強い選手だと思います。スピードが速い。試合映像を見るとパンチが上手いですね。いいテクニックを持っていますが自分の方が経験あるので」と評価。ジムでは「日本人と戦う時はパンチに気を付けろ」とのアドバイスをもらったという。
小笠原のスピードに関しては「問題ない。防御できます」とし、「もっと速い相手と戦ったことがあります」というが「その試合は負けました(笑)」。それでも「今回の相手は問題ない」とする。
自信がある技を聞くと「ヒジ打ち」だと答え、「今回の試合もヒジで倒したいと思います」とヒジ打ちでのKOを宣言。OFGに関しては「1度だけ試合をやりました。小さいのでディフェンスが難しい。あと、パンチのスピードが速くなるのでパンチが決まりやすくなると思います」とした。
小笠原が8月の『ONE Friday Fights 30』でヨッドウィッタヤ・ペッチョンプーを1Rわずか31秒でKOした試合も見たと言うが「全然怖くないです。ローキックも防御できると思います」と自信たっぷり。
今回の試合はKOボーナスとして100万円が懸けられており、「欲しいですね」と意欲を燃やし、「もらったらタイで土地を買います」と夢を膨らませていた。