▼フェザー級 5分3R
〇小森真誉(ロータス世田谷)13勝8敗
[判定3-0] ※30-27×3
×望月貴史(BRAVE GYM)3勝3敗
フェザー級で小森真誉(ロータス世田谷)が2022年10月の三宅輝砂戦(2R KO負け)以来のPANCRASE復帰戦。小森は2023年2月の「Fighting NEXUS vol.30」で宮平守太郎に2R TKO負け後、7月のNEXUSで高木亮に1R リアネイキドチョークで一本勝ちで再起している。
対する望月貴史(BRAVE GYM)は、2023年2月の「Grachan 59×Brave Fight 27」で古谷宗太郎にスプリット判定勝ち後、6月のPANCARSEで石田陸也に2R リアネイキドチョークで一本勝ちで連勝。しかし、8月の前戦では柔道ベースの岡田拓真に判定負けしている。
178cmの小森に、180cmの望月、ともに長身グラップラーだが、ムエタイクリンチからの打撃を持つ小森に対し、望月はBRAVE GYMでレスリングを磨く。似た体形で優位に立つのはどちらか。
1R、左を振ってシングルレッグの小森をがぶる望月だが、小森はバック狙いの望月を落としてバックテイク。背後からパウンド、4の字でコントロールする。ジャッジは3者小森。
2R、オーソから右を突いて金網に詰めてシングルレッグの小森。そこにダースチョークで前転させて絞める望月だが、外した小森が上に。パスから肩固め狙い、バック4の字ロック。正対狙う望月をさせずに左で送り手を掴み、右で鉄槌。望月も背後の小森に鉄槌する。3者小森。
3R、左右で前に出た望月にカウンターのボディロックテイクダウンは小森。望月は首を狙うが下に。座る望月に左で手首を持ち、寝かせる小森。蹴り上げから立とうとする望月を再び押さえ込み、バックマウントから4の字ロック。
ケージウォークの望月は最後に正対して上からパウンド。立つ小森がスタンドバックで崩してホーン。判定は3-0(30-27×3)で小森が極め切れずもフルマークで勝利した。