柔術大会にも積極的に出場し、寝技を磨いている青野
2019年9月1日(日)東京・新宿FACE『DEEP JEWELS 25』で、古澤みゆき(総合格闘技道場BURST)とアトム級5分2Rで対戦する青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)。
日本大学レスリング部出身の青野は、全日本社会人選手権48kg級優勝、全日本学生選手権48kg級優勝など女子レスリングで数々の実績を持つ。MMAでは、2018年3月から3連勝も、2019年3月にベテランの富松恵美にリアネイキドチョークで一本負け。同年6月の檜山美樹子戦で腕十字で一本勝ちし、再起を遂げた。
また、柔術にも積極的に取り組み、「2019年全日本コンバットレスリング選手権大会」アダルト女子オープンウェイトでも連覇を果たすなどグラップリングに磨きをかけている。
今回対戦する古澤は、佐々木信治・藤井惠夫妻が指導する総合格闘技道場BURST所属。2015年5月の『VTJ in OSAKA』でMMAデビューも浅倉カンナにリアネイキドチョークで一本負け。2016年11月の『DEEP JEWELS 14』でもSARAMIに腕十字を極められ連敗を喫しているが、2018年12月の『GRACHAN37.5XD-SPIRAL22』でマルスジムの中村未来を相手に腕十字で一本勝ちし、初白星を挙げている。
青野はこの女子格闘技レジェンドの遺伝子との対決を前に、「しっかり目の前の試合に勝って、来年タイトル挑戦出来るように頑張りたいです! やっぱりその中で強さを見せていかなきゃいけないので、時間内に一本でフィニッシュしたいです」と、完全決着を付けてタイトル挑戦へ弾みをつけるつもり。
青野得意のWピース
対戦する古澤については「空手ベースなので打撃が速く、柔術もやってるみたいなのでトータル的にできる選手だと思います。油断せずしっかり準備して、私は自分の強い部分を出してキッチリと勝ちきりたいと思います」と、油断をせずしっかり仕留めたいと言い切る。
猛暑の中での練習が続くが、「こまめに水分補給して練習しています。あと相手の対策やイメージをしながら練習していると、そんなに気にならないです。減量もあるのでしっかり調整しながら最高のパフォーマンスができるようにもっていきたいです」と、集中していれば暑さは気にならないと語った。