2023年10月29日(日)東京・後楽園ホールで開催された『RISE 172』のメインイベントにて、魁斗(立志會館)に判定3-0で勝利しRISEフェザー級王座の初防衛に成功した門口佳佑(EX ARES)。
試合後のリング上からは、リングサイドで観戦していたK-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)に「今日会場に軍司選手が来ていると思いますが、よかったら時期を合わせてフェザー級最強を証明どうですかね。僕は対抗戦で全部勝ってきたので、軍司選手もやるならやるでしっかり勝って、お互い最強を証明できる戦いを出来れば。僕は軍司選手とやりたいので」と、軍司に宣戦布告した。
その真意について門口は「パフォーマンスの意味を込めて言ったんですけれど、僕は他団体の選手にしっかり勝ちました。安本(晴翔)選手に負けている斗麗選手に勝って王者になっているし、軍司選手はK-1の中で一番強いだけなので、それこそ龍聖選手とかと見たいですよね、他団体の選手とやったらどうなのか。自分の団体でしかやっていないじゃないですか。僕の正直な意見としては、龍聖選手と(軍司の)の勝者とやりたいなと思っていますね。僕はあと一つ勝てばフェザー級最強になれると思う。そこで強い選手が出てくればいいなと思います」と、軍司が他団体の選手に勝ったら最強の座を懸けてやりたいとした。
伊藤隆RISE代表は実現の可能性について「K-1さんと話をしていって、やる時が来ればそうなると思っています。どちらかがやりたいと言って決まるものではない。話もしないといけないし、12月はRISEもK-1もビッグマッチがあるので、すぐにということはないと思います。それに門口はこの1年、かなりの修羅場を潜らせたので魂の疲労がある。対抗戦しかしていないので、しばらく休ませて、外国人選手との対戦も考えていきたいと思います。なので、すぐに実現ということはないと思います」と、すぐに実現へ向けて動くということはなく、実現するのにふさわしい時がいずれ来るのではないかと答えていた。
なお、軍司は自身のSNSにて「昨日は宮PとRISE行ってきました。今後どうなるかなー?」とだけ記している。