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【Krush】第7代フェザー級王者・森坂陸が正式に引退を発表「今回負けてもう本当に潮時なのだと実感しました」

2023/10/29 14:10
 2023年10月28日、第7代Krushフェザー級王者・森坂陸(エスジム)が自身のSNSにて引退を発表した。  森坂は2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。ムエタイ仕込みの蹴り技とバックハンドブローなどの回転技を駆使するトリッキーなファイトスタイルで江川優生、椿原龍矢、軍司泰斗ら後にK-1王者となる選手たちとしのぎを削り、2020年の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」では準優勝。2022年は4戦全勝で2023年3月に玖村修平を破り第7代王座に就いた。6月のK-1では椿原龍矢に判定負け、10月の初防衛戦では「負けたら引退」を公言し、篠塚辰樹の挑戦を受けたが判定2-0で敗れた。戦績は17勝(3KO)14敗2分。 「以前から言っていた通り、今回の敗戦を機に現役生活を引退します。決め手は今回の試合を終えてから“悔しさ”よりも“やりきった感”が強かったからです。正直最初に目標としていたKrushのベルトが取れてから満足してしまった自分がいたのだと思う」と、引退を決めた理由を綴った森坂。 「今回負けてもう本当に潮時なのだと実感しました」とし、「2015年10月、17歳でプロデビューして2023年10月までのこの8年間、上手くいかない時期も続きましたが本当に充実した格闘技人生でした。格闘技がなければ何も無かった俺だから格闘技と出会えて本当に良かった。もう悔いはありません」と、やりきったとする。 「格闘家としての森坂陸は間もなく終わりを迎えますが、これからは新たな夢に向かって動いていきますので引き続き応援して頂けますと幸いです」とファンや仲間、スポンサーにお礼を述べた後、「最後に一つ! いつになるかはまだ分かりませんが、引退試合という形でラスト一試合はやりたいと思っております。沢山の方から“まだ引退はしないで欲しい”というお声を頂き、このような経緯に至りました」と最後にラストマッチを行うと告げた。
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