九州プロキックボクシング実行委員会「KPKB vol.15」2023年10月15日(日)アクロス福岡イベントホール
KPKB初のインターナショナル王座決定戦は、前KTK王者のジョン・ヒョヌが日畑達也に衝撃の1R KO勝ち。試合後にはKPKBバンタム級王者の宗一郎がリングに上がり対戦を要求、「どっちが本物のチャンピオンか決めましょう」とジョン・ヒョヌが答えると場内から拍手と歓声が沸き上がった。
九州選抜vs.関東選抜の対抗戦は小林孝彦が康弘をKOして関東が先勝したが、ダルビッシュ黒木がSATORU成合からダウンを奪われた後の大逆転KO勝ちで九州がイーブンに持ち込む。1対1で大将戦へともつれた勝負は、元Krush王者の瓦田脩二が歩夢から1Rにダウンを奪い判定勝利。関東選抜が勝ち越す結果で幕を閉じた。
KPKBウェルター級挑戦者決定トーナメントの決勝戦は、KO-TA BRAVELYが川内参星を2R KOで下し優勝。佑悟の持つウェルター級王座への挑戦権を獲得した。
KPKB女子バンタム級タイトルマッチでは、40歳39戦目の小澤聡子が王者AYAに執念の判定勝ち。第2代女子バンタム級王座を手にし、KRESTチームは涙を見せながら喜びを分かち合った。また、この試合でAYAは引退することも発表され、感謝のマイクで現役生活を終えた。
もう一人、元KPKBスーパーフェザー級王者の児島伸弥も引退試合。グッドルッキング武内と最後まで泥臭く殴り合い、判定負けで現役生活に幕を下ろした。
『BreakingDown8』でプロキックボクサーの外枦保尋斗にKO勝ちし、大会ベストKO賞を受賞したYURAは栗原陵を血祭りに上げ3R KO勝ち。その実力は本物であることを証明した。
第1試合から“鹿児島の武尊”こと大平龍が飛びヒザで1R KO勝ち。その熱のまま8試合がKO決着となる衝撃の大会となったKPKB。次回大会は12月17日、昼夜2大会が西鉄ホールで予定されている。
<全試合結果>
▼メインイベント2 KPKB初代INTERNATIONALバンタム級53kg王座決定戦 3分3R延長1R×日畑達也(FKD Fighting Sports Gym)[1R 2分21秒 KO] 〇ジョン・ヒョヌ(BAEKRYEONCHAI)※ヒョヌが初代王者に。
▼メインイベント1 KPKBライト級62.5kg スーパーファイト 3分3R延長1R×歩夢(ゴリラジム)[判定0-3]〇瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
▼第12試合 KPKBライト級62.5kg スーパーファイト 3分3R延長1R〇ダルビッシュ黒木(DAR)[2R 1分50秒 KO]×SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
▼第11試合 KPKB 66kg契約スーパーファイト 3分3R延長1R ×康弘(達磨GYM)[2R 1分07秒 KO]〇小林孝彦(K-1ジム総本部チームペガサス)
▼第10試合 KPKB女子バンタム級53kgタイトルマッチ 2分3R延長1R×AYA(BLA-FREY)[判定1-2]〇小澤聡子(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)※小澤が第2代KPKB女子バンタム級王者に。
▼第9試合 KPKBウェルター級67.5kg王者挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R×川内参星(JACK GYM)[2R 1分05秒 KO] 〇KO-TA BRAVELY(BRAVELY GYM)※KO-TA BRAVELYが次期挑戦者に。
▼第8試合 KPKB 61kg契約 元KPKBスーパーフェザー級チャンピオン児島伸弥引退試合 3分3R×児島伸弥(REVOLT)[判定0-3]〇グッドルッキング武内(TEAM PREPARED)
▼第7試合 KPKBウェルター級67.5kg 3分3R〇YURA(ダイアタイガージム)[3R 1分10秒 KO]×栗原陵(MSKC)
▼第6試合 KPKB 54kg契約 3分3R △臣龍(KIZUNA本部道場)[判定0-1]△虎太朗(キックボクシングジム3K)
▼第5試合 KPKB 女子48kg契約 2分3R×愛加(Matahari Gym)[判定0-3]〇恵音(TEAM PREPARED)
▼第4試合 KPKB フェザー級57.5kg 3分3R△YU-KI(隆真ジム)[判定1-1]△聖那(ANCHORAGE)
▼第3試合 KPKBバンタム級53kg 3分3R〇西川春太(誠友塾)[2R 2分52秒 KO]×品川信之助(MSKC)
▼第2試合 KPKB 58kg契約 3分3R 〇井上聖矢(SK.ACTIVE)[1R 0分56秒 KO]×雄平(TEAM PREPARED)
▼第1試合 KPKBフライ級 51kg 3分3R 〇大平龍(KICK SPARK)[1R 2分42秒 KO]×寛人(GREED)
▼KPKBアマチュアキックボクシング九州大会 トーナメント -55kg優勝 片川稟翔
▼トーナメント -60kg優勝 中川真一