キックボクシング
レポート

【九州プロキック】ジョン・ヒョヌが日畑達也を初回KOして初代インターナショナル王者に、KPKB王者の宗一郎が即対戦要求。九州選抜vs.関東選抜対抗戦はK-1勢が勝利

2023/10/23 15:10
【九州プロキック】ジョン・ヒョヌが日畑達也を初回KOして初代インターナショナル王者に、KPKB王者の宗一郎が即対戦要求。九州選抜vs.関東選抜対抗戦はK-1勢が勝利

(C)KPKB

九州プロキックボクシング実行委員会「KPKB vol.15」
2023年10月15日(日)アクロス福岡イベントホール


 KPKB初のインターナショナル王座決定戦は、前KTK王者のジョン・ヒョヌが日畑達也に衝撃の1R KO勝ち。試合後にはKPKBバンタム級王者の宗一郎がリングに上がり対戦を要求、「どっちが本物のチャンピオンか決めましょう」とジョン・ヒョヌが答えると場内から拍手と歓声が沸き上がった。


 九州選抜vs.関東選抜の対抗戦は小林孝彦が康弘をKOして関東が先勝したが、ダルビッシュ黒木がSATORU成合からダウンを奪われた後の大逆転KO勝ちで九州がイーブンに持ち込む。1対1で大将戦へともつれた勝負は、元Krush王者の瓦田脩二が歩夢から1Rにダウンを奪い判定勝利。関東選抜が勝ち越す結果で幕を閉じた。

 KPKBウェルター級挑戦者決定トーナメントの決勝戦は、KO-TA BRAVELYが川内参星を2R KOで下し優勝。佑悟の持つウェルター級王座への挑戦権を獲得した。


 KPKB女子バンタム級タイトルマッチでは、40歳39戦目の小澤聡子が王者AYAに執念の判定勝ち。第2代女子バンタム級王座を手にし、KRESTチームは涙を見せながら喜びを分かち合った。また、この試合でAYAは引退することも発表され、感謝のマイクで現役生活を終えた。


 もう一人、元KPKBスーパーフェザー級王者の児島伸弥も引退試合。グッドルッキング武内と最後まで泥臭く殴り合い、判定負けで現役生活に幕を下ろした。


『BreakingDown8』でプロキックボクサーの外枦保尋斗にKO勝ちし、大会ベストKO賞を受賞したYURAは栗原陵を血祭りに上げ3R KO勝ち。その実力は本物であることを証明した。

 第1試合から“鹿児島の武尊”こと大平龍が飛びヒザで1R KO勝ち。その熱のまま8試合がKO決着となる衝撃の大会となったKPKB。次回大会は12月17日、昼夜2大会が西鉄ホールで予定されている。

<全試合結果>

▼メインイベント2 KPKB初代INTERNATIONALバンタム級53kg王座決定戦 3分3R延長1R
×日畑達也(FKD Fighting Sports Gym)
[1R 2分21秒 KO] 
〇ジョン・ヒョヌ(BAEKRYEONCHAI)
※ヒョヌが初代王者に。

▼メインイベント1 KPKBライト級62.5kg スーパーファイト 3分3R延長1R
×歩夢(ゴリラジム)
[判定0-3]
〇瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)

▼第12試合 KPKBライト級62.5kg スーパーファイト 3分3R延長1R
〇ダルビッシュ黒木(DAR)
[2R 1分50秒 KO]
×SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)

▼第11試合 KPKB 66kg契約スーパーファイト 3分3R延長1R
×康弘(達磨GYM)
[2R 1分07秒 KO]
〇小林孝彦(K-1ジム総本部チームペガサス)

▼第10試合 KPKB女子バンタム級53kgタイトルマッチ 2分3R延長1R
×AYA(BLA-FREY)
[判定1-2]
〇小澤聡子(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)
※小澤が第2代KPKB女子バンタム級王者に。

▼第9試合 KPKBウェルター級67.5kg王者挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
×川内参星(JACK GYM)
[2R 1分05秒 KO] 
〇KO-TA BRAVELY(BRAVELY GYM)
※KO-TA BRAVELYが次期挑戦者に。

▼第8試合 KPKB 61kg契約 元KPKBスーパーフェザー級チャンピオン児島伸弥引退試合 3分3R
×児島伸弥(REVOLT)
[判定0-3]
〇グッドルッキング武内(TEAM PREPARED)

▼第7試合 KPKBウェルター級67.5kg 3分3R
〇YURA(ダイアタイガージム)
[3R 1分10秒 KO]
×栗原陵(MSKC)

▼第6試合 KPKB 54kg契約 3分3R
△臣龍(KIZUNA本部道場)
[判定0-1]
△虎太朗(キックボクシングジム3K)

▼第5試合 KPKB 女子48kg契約 2分3R
×愛加(Matahari Gym)
[判定0-3]
〇恵音(TEAM PREPARED)

▼第4試合 KPKB フェザー級57.5kg 3分3R
△YU-KI(隆真ジム)
[判定1-1]
△聖那(ANCHORAGE)

▼第3試合 KPKBバンタム級53kg 3分3R
〇西川春太(誠友塾)
[2R 2分52秒 KO]
×品川信之助(MSKC)

▼第2試合 KPKB 58kg契約 3分3R
〇井上聖矢(SK.ACTIVE)
[1R 0分56秒 KO]
×雄平(TEAM PREPARED)

▼第1試合 KPKBフライ級 51kg 3分3R
〇大平龍(KICK SPARK)
[1R 2分42秒 KO]
×寛人(GREED)

▼KPKBアマチュアキックボクシング九州大会 トーナメント -55kg
優勝 片川稟翔

▼トーナメント -60kg
優勝 中川真一

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア