キックボクシング
レポート

【Stand up】2階級で新人王決勝戦、近藤大晟と野口紘志が優勝、45歳デビュー戦は初回KO負け

2023/10/23 14:10

■寺戸伸近GM総括

「1試合目はお互いキャリアの浅い選手同士の試合でしたが、2Rでダウンを奪った騎士選手が競り勝ちました。

 2試合目はトーナメント1回戦、延長までもつれる接戦でした。嵐舞選手はもう少しパンチを的確に当てることができたら接戦にはならなかったかもしれない。北野選手はフルコンタクト空手での実績なのか、落ち着きがあっていい雰囲気でした。両者共にパンチからキックまで繋げれるコンビネーションがあればもっと好試合になったと思います。

 3試合目はトーナメント1回戦、3戦全勝2KOで勢いに乗っているTAKU選手。対戦相手のKOYA選手はデビュー戦ということで、試合開始から動きが固かったが、そこを逃さずTAKU選手がパンチで仕留めました。この勢いのままTAKU選手の決勝戦に期待します。

 4試合目はStand up常連で実績を残している両選手。野口選手の勢いか若林選手の頑丈さかと思いましたが、野口選手のフック一閃。まさかの一発KOで野口選手が新人王に。

 5試合目は両選手、再戦という決勝戦に。1Rから近藤選手のパンチのクリーンヒットが印象的でしたが、アンドレイ選手のフックが強烈で一気に引っくり返すような殺気がありました。的確さでダメージを蓄積させた近藤選手が完勝。勝った近藤選手はまだまだ強くなる選手だと思いますので期待しています。負けたアンドレイ選手の方もこの負けを糧に更に強くなってくれる姿をより期待しています。両選手共にトップクラスの実力者になると思っています」

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