▼第5試合
〇遠田竜司(日本)
判定5-0
×ラウリナス・ヴァイシカウスカス(リトアニア)
開始と同時に飛び蹴りの奇襲を放ったヴァイシカウスカスだが、遠田はかわして突きを打ち込む。遠田は左下段廻し蹴り連打で押していき、いきなり左上段廻し蹴りも放つ。突きの打ち合いでも全く退かず、いきなりの左上段廻し蹴りもかすめる。ヴァイシカウスカスも飛び廻し蹴りを繰り出すが、遠田の突きに手数が極端に減り、逆転を狙った胴廻し回転蹴りも空振り。遠田が左右の強烈な突きのラッシュで優勢勝ち。
▼第6試合
〇エドガー・セシンスキー(リトアニア)
判定4-0
×多田成慶(日本)
上背で優るセシンスキーは上から落とす突きとヒザ蹴り、多田は超接近戦で突きを打つ。懐に入っての突きと右下段にセシンスキーは全くリーチを活かせず、逆に突きもヒザも出しにくい状態にで多田の攻撃を受ける。しかし、この超接近戦が仇となり、多田には抱え込みで注意2回=減点が与えられて試合終了。セシンスキーの優勢勝ちとなった。
▼第7試合
〇落合光星(日本)
判定4-0
×ダヴィット・ムスカラゼ(ジョージア)
ダイナミックな動きで会場を沸かせてきたムスカラゼ。落合が近付いてくると後ろ廻し蹴りを放つ。ムスカラゼはステップで下がりながら前へ出てくる落合を突きで迎え撃つが、落合は左下突きと左下段廻し蹴りで構わず前へ出る。左右の突き、左下突き、さらに左下段廻し蹴りと技を回転させていく落合。ムスカラゼは突きの連打で立ち向かったが、判定4-0で落合の優勢勝ちとなった。
▼第8試合
×渡辺和志(日本)
判定0-5
〇入来建武(日本)
入来は前へ出て突きと左下段、渡辺はステップで左右へ動きつつ前へ来る入来を突きの連打で迎え撃つ。入来の左下段廻し蹴りが強烈に決まり、かと思えば右下段廻し蹴りに切り替え、これで渡辺の腰が落ちる。チャンスと見た入来が右下段と左下突きで畳みかけるが、ここで両者バッティングで一時中断。再開後、入来は右下段と突きで激しく攻め、さらに右膝も突き上げる。終盤、渡辺につかみで減点1が与えられ、入来の勝利となった。