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【Krush】ある意味混ぜると危険な2人が激突「K-1 GROUPにイロモノは2人いらない」(壬生狼一輝)「宮田を確実に坊主にさせる」(心直)

2023/10/13 17:10
 2023年11月25日(土)東京・後楽園ホール『Krush.155』の第2弾対戦カード発表記者会見が、10月13日(金)都内にて行われた。  バンタム級3分3R延長1Rで、壬生狼一輝(力道場静岡)vs.心直(REON Fighting sports GYM)が決定。  壬生狼は幼稚園から日本拳法を学び、のちにキックボクシングに転向。九州のキックボクシングイベント「大和」のバンタム級王座も獲得した。2020年8月にKrush-EXで勝利を収めると、2021年3月には吉岡ビギンをも破り第7代Krushバンタム級王座を獲得。しかし、5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」では決勝へ進出するも黒田斗真にKO負けで初黒星。2022年12月の「K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント」でも準決勝で黒田に敗れた。2023年6月に白幡裕星を判定に破り再起すると8月にパク・ヒョンウを初回KO。戦績は16勝(3KO)4敗。  心直は“プロフェッショナルシスト”健太の愛弟子で、J-NETWORKフライ級新人王を獲得後、KNOCK OUT、REBELS、シュートボクシングに参戦。SBでは日本バンタム級1位になっている。2022年12月のKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦では無敗のホープ乙津陸を判定に破り、王座に就いた。しかし、2023年3月の王者第一戦でMASA BRAVELYに判定負けを喫し、8月のKNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦では乙津にリベンジを許した。9月にK-1初参戦も池田幸司にKO負け。戦績は8勝(1KO)11敗2分。  心直は「そろそろファイターとしてもアイドルグループとしても活躍していこうかなと思って」と髪を染め、ぱっちり二重まぶたになってK-POPアイドル風のルックスに変身して登場。「画面の向こうで観ている女性ファンの皆さん、落ち着いてください。ここにいるのは戦うBTSではございません。知らない人も多いと思いますが、K-1から来た心直です。K-1が世界最高峰の舞台でKrushは2軍なので、ちゃっちゃと終わらせて来年K-1に出るのでサクッとクリアします」と悪態をつく。  一方、おばけのQ太郎メイクに「ハロウィンが近いから」との衣装で登場した壬生狼は「おい、ぶち殺すぞ、こらっ!」と心直に怒鳴ると、「ワルツを踊る相手にはワルツを、ジルバを踊る相手にはジルバを、Krushで来ればKrushで臨機応変にやっていこうと思う。わしはわしの仕事をするだけじゃ。120%の仕事をするだけじゃ」と、かつての名プロレスラーであるニック・ボックウィンクルの名言を引用しての挨拶。  互いの印象を聞かれると、心直は「今のだけじゃなくて前から思っていたんですが、K-1 GROUPで城戸(康裕)と壬生路だけは笑ったことがないんですよ。似た系統だと思うので。何を伝えたいのか僕には伝わってないのでアンサーをお願いします」と、城戸と壬生狼のパフォーマンスはつまらないと毒舌。  そんな心直に壬生狼は「印象は全部アマチュアじゃ。今回わしがプロとアマの差を見せつける。煽りもアマチュアだしな。K-1 GROUPにイロモノは2人いらないやろ。目がチカチカするわ」と、心直はアマチュアだとバッサリ。 「僕はK-1ファイターなので殴り合って、それこそ池田(幸司)王者が見せたみたいなヒザ蹴りでもいいし。所詮はKrushなので。KOで終わらせます」と心直が言えば、壬生狼は「普通で言えばこんな雑魚はわしとやるのは5万年早い。今回やることになったが来た仕事はわしはやるから。馬場(池田のこと)のようにヒザで悶絶させるのもいいが、顔面で失神させてやろうかなと思う」と言い放つ。  K-1ファイターを名乗っているが、心直はKNOCK OUTが主戦場。他団体の選手を迎え撃つ気持ちを聞かれると、壬生狼は「前々回でKNOCK OUTはわしらの選手が倒しているから、KNOCK OUTはもういいかなと思っとる」と、KNOCK OUTの選手との対抗戦はもういいとする。心直がKrushを見下すような発言をしたことには「何と思っていようと試合で分かるんじゃないかな。レベルがどうかなと」とレベルの違いを教えてやるとする。  心直はその壬生狼に「手が震えてるぞ」と指摘。壬生狼は「武者震いじゃ」と答えるが、心直は「アル中だろ」と畳みかける。 「宮田の意図を汲み取ると、壬生狼くんは下部組織とはいえトップでいるので、勝ったらタイトルが見えて来るんじゃないかな。速攻でタイトルマッチ。ダイレクトで池田王者ではなくてワンクッション、ステップアップの試合だと思う」と、この試合は宮田Krushプロデューサーが自分をKrushのタイトルに挑戦させるためのマッチメイクだと心直は言う。  KO負けしたばかりの池田にすぐに勝てるのかと聞かれると「僕の中では(攻略が)出来ているので、それを詰めていけば自ずと勝機が見えてくるだろう。言い訳じみたことを言うけれど、僕は8月6日に5Rしているんですよ。その1カ月後にK-1のリングに上がってくれって、カルロスはどういう神経してんだろうと思って。それで他団体の選手に勝ったって、万全な状態の俺を倒してから言え!」と、カルロス菊田K-1プロデューサーにも悪態をつく心直。  KNOCK OUT記者会見でのおかゆ事件で心直を嫌っているはずの宮田Pだが、2度もオファーしてくるのはとことん恥をかかせてやろうと思っているのか、それとも本当は好きなのか、どっちだと思うかと問われた心直は「シンプルに金になるからでしょう。ビジネスです。俺は嫌いだけど、俺がいれば盛り上がる。数字がとれる。俺は本当は悪口なんか言いたくないんですよ。街を綺麗にするためにゴミを拾うタイプだし。これはビジネスです」と、自分がいれば盛り上がるからだと豪語。  これに宮田Pは「イラッと来ることもあったんですけれど、甘くないよと。後楽園、Krushは甘くないよと思っているし、それは壬生狼選手が見せてくれると思う。心直選手もK-1でもKrushでもやられましたはないと思うので、火花散る試合になると思います。見どころ多い戦いになると思います」と、心直の発言や態度にイラつきながらも好試合になりそうだと話した。  その宮田Pは、年内にKrushが超満員札止めにならなければ責任をとって坊主になると宣言している。そのことについて心直は「実はSNSをブロックされていたので、後になってそのことは知った。ひとつ釘を刺しておきたいのは今回埋まらんかったら12月に皇治を出すのは無しね」と、宮田Pと親交のある皇治を起用するのは反則だとする。 「池田幸司?」ととぼけた宮田Pだが、「それもありか。皇治選手とはいろいろやり取りをしているので逆に考えてもいい」と、いいヒントをもらったとニヤリ。  しかし心直は「やり方はいろいろあるので僕の中で考えていることもある。僕のファイトマネーで30席勝ってそれを誰にも売らない。カメラに映るところに空席を作る。そうやって満員にさせず、確実に坊主にさせます。そして坊主にさせるのは俺にやらせて欲しい。宮田には積もり積もったものがあるので。おかゆを会見で怒られたので、だったら飲食禁止って書いておけ。やり返したい」と、宮田Pを坊主にさせて積もり積もった恨みを晴らしたいとする。  最後に、心直の言いたい放題を聞いてどう思ったかと聞かれた壬生狼は「いつになったら質問がくるのかと思っとった」と寂しい気持ちになっていたと言い、心直から「お前はワンパターンでつまらない。もう飽きた。お母さんも飽きたって言っている」と言われると心直のお母さんの名前を聞き、「かずみ! 見てくれてありがとう。頑張るぞ」と心直のお母さんに熱闘を約束した。
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