NJKFで活躍したTOMONORI(左)が主宰するGRABS。撫子(右)がメインを務める
2023年11月5日(日)北海道・札幌コンカリーニョ『BOUT48~GRABS祭り』の全対戦カードが発表された。GRABSは元キックボクシング8冠王のTOMONORIが主宰するジムで、今大会では赤コーナーをGRABS所属選手たちが占める。
メインイベントは、ミネルヴァ認定ピン級王者の撫子(GRABS) が同級4位の挑戦者・斎藤千種(白山道場)を迎えての防衛戦を行う。
撫子は空手からキックに転向し、2021年にプロデビュー。今年3月無敗の藤原乃愛(ROCK ON)に挑戦し、王座を奪取。北海道在住初の女子キックボクシング王者となった。9月の『BOUT』では風羽に判定勝ちし、地元凱旋勝利を飾った。
斎藤は第25回K-1アマチュアチャレンジ女子Bクラス -45kgトーナメント優勝などアマチュアで試合経験を積み、2019年12月のRISE Nova(アマチュア大会)では井之上弥生に勝利している。2021年5月の『KNOCK OUT』でプロデビューし、サウスポーから繰り出す左ミドル、左ストレートで川島えりさから勝利を奪った。8月にはミネルヴァランカーの
両者はこれまで2度対戦。2021年10月のNJKF『DUEL.22』での初対決では撫子が判定3-0(30-27×3)で勝利。2度目は2022年7月に「DUEL.24」で対戦し、撫子が判定3-0(30-28、30-27、29-28)で勝利している。前回の対戦時は撫子が4位、斎藤が6位で両者とも立場を上げての3度目の対戦となった。念願の地元での防衛戦に燃える撫子が勝利するか、斎藤が北海道でベルトを奪取するか。ファイター同士の打ち合い必至の一戦となりそうだ。