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インタビュー

【RIZIN】堀口恭司「(朝倉海は)勢いがあって強い打撃の選手。タックルもするけど“その先”がない」=8月18日(日)名古屋

2019/08/07 16:08
【RIZIN】堀口恭司「(朝倉海は)勢いがあって強い打撃の選手。タックルもするけど“その先”がない」=8月18日(日)名古屋

2019年8月18日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『RIZIN.18』メインイベントにて、61.0kg契約で朝倉海(トライフォース赤坂)と対戦する堀口恭司(アメリカン・トップ・チーム)が8月7日、フジテレビ本社屋前のマイナビステージにて一般公開練習を行った。

これまでファンクラブ対象の公開練習の経験はある堀口だが、一般公開の練習は初。気温35度を超える炎天下、“最強のMade in Japan”とコールされ、RIZINとBellatorの両バンタム級ベルトを肩にかけてステージに登場した堀口は、駆け付けた約200人のファンの前でシャドー、ミット打ち、トークショー、じゃんけん大会などを行った。

ミット打ちでは、2019年6月にDEEP史上最年少王者となった18歳の神龍誠がミット持ちを担当。本格的な減量は「来週から」という堀口だが、神龍に向けてオーソドックス構えからワンツーなどを軽快な動きで打ち込み、快音を響かせた。

ステージ上での質疑応答では、2本の世界ベルトについて「メチャクチャ重いです」と感触を語ると、試合を11日後に控えた体調について、「まあばっちりですね」と好調な様子を語った。

しかし、猛暑の日本の気候については、「フロリダとは違う日本のムシムシする熱さのなかで走っていたら気持ち悪くなりました」と苦笑。ステージ上でのミット打ちも「目が開かない」と大粒の汗を拭いながらの熱演となった。

また、司会から対戦相手の朝倉海について問われた堀口は、「勢いがあって強い選手」とこれまで通りの印象を油断なく語りながらも、「しっかりと力の差があるんだぞというところを見せたい。格闘技で盛り上がるのは“決める”試合なのでしっかり決めたい」とKOか一本でのフィニッシュを宣言した。

ステージ上では、観覧に訪れたキッズを相手にパンチの指導も実施。ワンツーの打ち方では、「前手でジャブ、後ろ手でストレート。パンチはいつも自分の顔の前に。脇は開かずしぼったまま打とう」と基本の要点を分かりやすく説明。綺麗なワンツーを打った少年に「子供はのみこみが早い」と顔をほころばせた。

矢地の弔い合戦?「そういう感情を勝負に持ち込んでいいことはない」

公開練習後には囲み取材にも対応。

「こんなに暑いなか、たくさんの人が駆け付けてくれてありがたい。凄く力になります。みんなのパワーをもらえました」と初の一般公開練習の感想を語ると、「普段、アメリカにいるんで(周囲が)ワーとなることはそんなにないけど、日本ではコンビニでも声をかけられるようになりました。会場に人もどんどん集まってるし、盛り上がりを感じます」と格闘技人気の高まりを語った。

Bellatorでは大会前々日にニューヨークのマジソンスクエアガーデン前の屋外で公開練習を行った経験があるが、「マットが黒で熱すぎてやけどした」ことを明かすと、「今日は靴も履いていたので大丈夫でした」と笑顔を見せた。

北米メジャータイトルと日本のメジャータイトルの2団体同時王者となった堀口だが、「“ダブルチャンピオン”と言っても、ATTのみんなに祝福されたくらいで自分の気持ちは変わらない。強い対戦相手に勝ってついてきたのがベルト」と、平常心は変わらず。

また、7月の『RIZIN.17』では元同門の矢地祐介が朝倉未来に判定で敗れたことで、未来の弟である海との試合が“弔い”戦の意味合いも持つか、と問われた堀口は、「そういのはない」ときっぱりと否定。「そういう感情を勝負に持ち込むといいことはない」と、いつもの対戦相手の一人として海との試合に臨む気持ちを語った。

さらに、対戦相手の分析に定評のある未来が海の参謀としてバックアップしていることについても、「関係ない。やることは自分と相手の戦い」と意に介さず。

とはいえ堀口陣営も朝倉海を分析済みで、あらためて海について、「トータル的にできる、主に打撃の選手」と全体像を語ると、海がグラップラーの一面が大きくなってきていることについても、「タックルもするけど“その先”がない。極めはないなと。研究しているんで」と自信をのぞかせた。

「全体的に自分の方が上。でも、格闘技は一発当たれば終わりなので、打撃でも寝技でも将棋みたいに詰めていって決める」と、理詰めで、全局面で隙なく圧倒するつもりだ。

UFCとBellatorという北米2大メジャーでタイトルマッチを行っている堀口と、MMA12勝1敗の朝倉海との試合は、“格差マッチ”という意見もあり、堀口陣営にとってはリスクばかりでメリットのない試合ともいえる。しかし、堀口はこのマッチアップを「ありがたい」と表現した。

「UFCのマッチメークだったら、強い選手には(同等の)強い選手を当てようとしてなかなか互いのスケジュールが合わずに試合が組まれないこともある。今回のRIZINのように新鋭の選手と対戦できることはありがたいです。若くて勢いのある選手と対戦すれば自分の経験にもなるし、何よりコンスタントに試合ができるのが嬉しい」と堀口はいう。

「格闘技が盛り上がるようしっかり勝ちます。応援よろしくお願いします」──2本の世界ベルトを持つ堀口は、日本格闘技の本格復活を願い、名古屋のリングに上がる。

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