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【RIZIN】愛の戦士シュメトフ、全裸で森に「まだRIZINでやり残したことがたくさんあります」

2019/08/07 12:08
2019年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.17』で、初参戦にも関わらず入場から大声援で迎えられた外国人選手がいる。  その選手の名はビタリー・シュメトフ(ロシア/USSR FIGHTERS)。シュメトフは7歳から兄セルゲイと共にムエタイ、サンボに取り組み、総合格闘技とキックボクシングのローカル大会でキャリアを重ねてロシアのムエタイ王者にも2度輝いている。2006年の8月と10月には『MARS』(2008年に活動停止)に参戦し、日本で2試合を行った。元極真空手でK-1ファイターのニコラス・ペタスと1年間トレーニングを積んだ経験もある。 とにかく明るいシュメトフ兄弟 2017年からSNSで再三に渡ってRIZINにラブコールを送ったことからマニアックな人気を博し、アポなしのRIZIN事務所への突撃訪問、RIZIN.15の前日公開計量や大会当日の乱入などの“ストーカー”活動が実って、遂にRIZIN初参戦の切符を手に入れた。  来日前も超ハイテンションな参戦アピールや、参戦が決まって大喜びする動画などをSNSでアップし、これがファンに大ウケ。前日に行われた公開練習でも多くの声援を集めている。  シュメトフにはRIZINに出場したかった理由がもうひとつあり、「10年前に初めて日本に来て、ある女性と知り合ったんです。名前がアキコと言います。今回試合も中継されるということでアキコが私を見てくれるのではないかと思っています。再び会っていろいろな話をしたいと思います。まだ連絡はついていません。彼女をずいぶん探したけど見つからなかったんです」と、日本人の元彼女を探しているのだという。そのエピソードから名付けられたニックネームは“愛の戦士”。  しかし、試合ではバックハンドブローや後ろ廻し蹴りなど回転系の技を繰り出すなどして奮戦したが、ジェイク・ヒューン(米国/Unit 27)のヒジ打ちでカットされて流血し、無念のレフェリーストップ。夢にまで見たRIZIN初参戦は黒星という結果に終わった。  それでもシュメトフはへこたれていなかった。「日本が大好きです。秋子が私の試合を見たことを願っています。愛の戦士」と試合後に投稿すると、帰国後には「RIZIN17のあと、目を覚ますとシベリアの森にいました。まだRIZINでやり残したことがたくさんあります。I'll be back!!! レッドターミネーター」と、映画『ターミネーター』のオープニングのように、シュメトフは森の中で全裸で立ち上がる動画を投稿。サングラスまで用意してターミネーターになり切っていた。 「やり残したことがたくさんある」とRIZINに再参戦を望むシュメトフの願いは届くか。
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