“神の7秒”との出会いと効果を明かした安保
2023年9月24日(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.44』に出場する全選手の個別インタビューが、22日(金)都内にて行われた。
第7試合のRIZINキックボクシングルール70.0kg契約3分3Rで宇佐美正パトリック(Battle-Box)と対戦する安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が記者からの質問に答えた。
SNSにてバキバキボディを公開し、“神の7秒ワークアウト”で一躍有名になったカリスマトレーナーの北島達也氏に師事していることが話題に。
【写真】安保が公開、フィジカルトレーニングで強化したバキバキボディ(C)安保瑠輝也
そのことを聞かれた安保は「僕、北島さんのことを何も知らなかったんですけれど、応援してくれている方に紹介してもらって。ボディメイク、フィジカルトレーニングの第一人者とお聞きして、トレーニングに入る前に一緒に食事に行かせてもらいました。その時に身体の知識量が凄くて、人間のパフォーマンス的に最大出力は7秒が限界みたいな。その7秒を出すために限界まで体を追い込むというのを聞いて、いいなと思ってやることにしました」と、北島トレーナーとの出会いを説明。
「北島さんにフィジカルを見てもらうようになったのは、まだ2カ月くらいですね」と始めてからまだ2カ月とのことだが、「バネと体幹が変わったという実感があります。筋力というよりはバネと体幹。身体を動かすのって最初は足。どんな動きをしようと足から動くんですけれど、足の太ももとか部位的なものを鍛えるんじゃなくて、動きの根源になるバネを鍛えました。そしてそれを活かせるお腹周り、体幹を強く鍛え上げました。パワーとかスピードは相手にしか分からないことだけれど、安定感は確実に上がりましたね。動く時であり、防御する時であり、ブレない身体作りですね。バネが身体能力につながるので」と、すでに効果を実感しているという。
“神の7秒”を取り入れ、神の領域に一歩近付いたのか。そう聞かれた安保は「いや、どうなんですかね(笑)。神の領域に近づかなかったとしても宇佐美には楽勝です」と、そこまでまだ効果はなくても宇佐美には楽勝できると笑った。