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2023年10月14日(日本時間15日)に米国ラスベガスのUFC APEXにて開催予定の『UFCファイトナイト』にて、元フライ級ランカーのダビッド・ドボジャーク(チェコ)と対戦予定だった平良達郎(Theパラエストラ沖縄)の試合が「中止」となったことが分かった。ドボジャーク側の事情によるもので、本誌の取材では、平良陣営は年内にランカークラスとの試合を希望している。
21日に平良の公式アカウントは、「10月14日に控えておりました平良達郎のUFC5戦目は相手選手の事情により中止となりました。いつも平良の試合を楽しみにしていただき応援してくださる皆様には残念なお知らせとなりますが、年内中に必ずまたワクワクするご報告をさせていただけるかと思いますので今しばらくお待ちください」(Atelier Tatsuro Taira【official】)と発表。
10月14日に控えておりました平良達郎のUFC5戦目は相手選手の事情により中止となりました。いつも平良の試合を楽しみにしていただき応援してくださる皆様には残念なお知らせとなりますが、年内中に必ずまたワクワクするご報告をさせていただけるかと思いますので今しばらくお待ちください🙇♂️#平良達郎
— Atelier Tatsuro Taira【official】 (@tatsuro_ch) September 21, 2023
その後、本誌では平良の所属ジムの松根良太代表に取材。松根代表は、「この試合中止の連絡が来たのは2、3日前のことでした。平良は試合に向け本調子でしたので、試合が無くなったことは残念ですが、年内にあと1試合を行うことでUFCとも話しており、変わらずランカークラスとの対戦を希望しています」と語った。
また、平良は「すでに気持ちを切り替え、前向きに次戦に向かっている」という。
平良は、MMA14戦14勝の無敗でUFC4連勝中の23歳。2018年8月に修斗でプロデビューし、2021年7月に福田龍彌を1R 三角絞めで下し修斗世界フライ級王者になると、2022年5月にUFCデビュー。
オクタゴン初戦でカルロス・カンデラリオに判定勝ちすると、10月の2戦目ではC.J.ベルガラに2R腕十字で一本勝ち。2023年2月にはヘスス・アギラーに1R 腕ひしぎ三角固めで勝利。2023年6月に対戦予定だったクレイドソン・ホドリゲスが体重超過したため、試合を行わず、2週間後の7月8日の『UFC 290』でエドガー・チャイレスと対戦。判定勝ちでUFC4連勝をマークしていた。
今回は念願のランカー(※試合決定後にドボジャークが15位からランク外に)との対戦に向け、気合が入っていた平良だが、約3週間前の試合中止に公式アカウントは、「年内中に必ずまたワクワクするご報告をさせていただけるかと思います」としている。果たして、平良はいつ・誰と対戦するか。