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【修斗】リオン武vs.内藤太尊、フライ級で猿丸ジュンジvs.安芸柊斗、内藤頌貴も参戦=12月2日(土)豊洲PIT・昼夜興行第2部

2023/09/21 09:09
【修斗】リオン武vs.内藤太尊、フライ級で猿丸ジュンジvs.安芸柊斗、内藤頌貴も参戦=12月2日(土)豊洲PIT・昼夜興行第2部

リオン武が約3年5カ月ぶり復帰戦。「佐藤ルミナの血を受け継ぐ」内藤太尊を指名した。(C)サステイン

 2023年12月2日(土)、修斗初進出となる豊洲PIT大会の開催が決定。

「昼夜興行」の2部構成で、昼に2度目となる女子修斗公式戦「COLORS Produce by SHOOTO」を実施。第2部としてプロ修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」が行われる。20日に、第2部の会見の模様が公開され、2カードと出場決定選手が発表された。

 夜大会では、数多くのファイターをサポートするスポーツギアブランド「MOBTTYLES(モブスタイル)」と修斗が約6年振りにタッグを組む。会見には出場選手と、MOBSTYLESの田原洋代表、サステインの坂本一弘代表が出席した。

▼契約体重未定 5分3R
リオン武(RISING SUN)
内藤太尊(ROOTS)

 リオンは2019年7月の修斗以来、約3年5カ月ぶりの復帰戦。2018年大晦日のRIZINで朝倉未来に2R TKO負け後、修斗でデュアン・ヴァン・ヘルフォートに判定負けで2連敗から43歳での再起戦となる。

 会見でリオンは「試合は久々ですけど、練習はずっとしていて刀を磨いていました」と語り、「自分の修斗のルーツは佐藤ルミナ。佐藤ルミナの血を受け継ぐ太尊とやらせてもらえませんか」と内藤を指名した。

 内藤は約2年7カ月ぶり復帰。2019年7月に青井人に2R KO勝ち後、2021年1月にSASUKEに一本負け。同年5月に宇野薫を2R KOに下している。34歳。両者ともにMOBSTYLESサポートファイターで継承の一戦になるか。

 会見では、「大先輩のラブコールを受けないわけにはいかないなという思い。背負うものがたくさんあるかもしれないけど、気負わず自分らしい試合をして、殴り合って会場を爆発させるような試合をしたい」と意気込みを語った。

▼フライ級 5分3R
猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)
安芸柊斗(MMAZジム)

 ストロー級3位の安芸柊斗と、4位の猿丸ジュンジがフライ級で対戦。

 37歳の猿丸は、2021年11月のストロー級暫定王者決定戦で元王者の黒澤亮平に1R リアネイキドチョークで一本勝ちし戴冠。ONEの箕輪ひろばの王座返上により正規王者となったが、2022年9月の初防衛戦で新井丈に1R KO負けし王座陥落した。

 会見で猿丸は、「ほんとうは前回の試合で自分の役目は終わったな、これで現役は終わりでいいかなと思ったんですけど、デビュー当時からMOBSTYLESにお世話になって、2015年のMOBSTYLESの後楽園大会を一番盛り上げたのは絶対に俺だし、今回、俺が出なきゃと。相手は誰でも良かったけど、安芸選手の親父と2008年に戦っている(※安芸佳孝に1R TKO勝ち)。次はその息子と──これはちょっと面白いですよね。この俺を倒してみろっていうね。安芸選手もこれから活躍していく選手だけど、まだ俺の方が強いだろうっていう思いもあります。KO決着のほうが会場も盛り上がるし、自分らも納得するんで、真っ向勝負でいきます」と語った。

 22歳の安芸は、2021年2月の「ROAD TO ONE」で山北渓人にKO負けしたものの、同年7月に田上こゆるに判定勝ちすると、マッチョ ザ バタフライ、マル ザ ヘンペーソク、澤田龍人を相手に3戦連続KO・TKO勝ちで4連勝。2023年7月に王者・新井丈に挑戦も1R KO負けしている。

 安芸は徳島からビデオメッセージで、「これから先、やることないなと思っていた選手とおそらく最初で最後の試合になると思うので、皆さんが楽しめるような面白い試合になれば、自分自身も楽しんで、なおかつ勝てればベストだと思っています。心躍らせる最高のパフォーマンス、いま自分が持っているものを出し切る」とのコメントを寄せた。

【出場決定選手】
内藤頌貴(パラエストラ松戸)

 フライ級世界6位の内藤は33歳。2020年3月に渡辺健太郎に1R KO勝ち後、RIZINで階級上のバンタムでスクランブル参戦し、渡部修斗に敗れた。2022年7月の修斗で山内渉に判定負けしたが、同年11月に高岡宏気に判定勝ち。2023年7月に当時フライ級世界2位の関口祐冬と対戦し、判定負けとなっている。

 再起を目指す内藤は「まだ対戦相手は決まっていないですけど、とにかく強い相手と殴り合って、蹴り合って、ヒジぶつけ合いたいと思います」と意気込み。続けて、「(2020年3月の)本来のMOBSTYLESの20周年興行でメインを張れたのは僕なんで、その自負もあるし(※渡辺健太郎に1R KO勝ち)、その時O-EASTで戦って、今回豊洲PITで戦える選手もなかなかいないと思うので、しっかりと責任と思いを持って戦いたいと思います」と、MOBSTYLES興行への思いを語った。

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