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2023年11月4日(土)アゼルバイジャン・ナショナルジムナステイックアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』の対戦カード発表記者会見が9月13日(同14日)、同地にて行われた。
記者会見には、日本から榊原信行RIZIN CEOと鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が出席。現RIZINフェザー級王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に、鈴木千裕が挑戦する「RIZINフェザー級タイトルマッチ」が行われることが発表された。大会はケージで10試合を予定し、この日、5試合が発表された。
▼RIZINフェザー級(66kg)選手権試合 5分3R
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)王者
鈴木千裕(日本)挑戦者
ケラモフはRIZIN4連勝中。中島太一を三角絞め、山本空良に判定勝ち、堀江圭功をリアネイキドチョークで極めると、2023年7月の前戦『超RIZIN.2』でも朝倉未来を1R リアネイキドチョークで絞めてタップを奪い、体重超過で王座剥奪となったクレベル・コイケに代わり、フェザー級のベルトを巻いた。
対する鈴木は、RIZIN5連勝後の2023年6月にクレベル・コイケが持つフェザー級王座に挑戦も、1R 腕十字を極められタップアウト。しかし、400g体重超過したクレベルが王座剥奪の上、試合はノーコンテストに。
続く2023年7月の『超RIZIN.2』で現Bellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル)と70kg契約で緊急対戦し、1Rに右フックでKO勝ち。大金星を挙げた。
【写真】会見でマウスピースをはめて、「俺はここでやってもいい」とベルトを強奪し、叫んだ鈴木。
ケラモフは、2015年10月以降は15勝1敗で、2021年6月に斎藤裕にスプリット判定負けした以外は黒星がついていない。難攻不落のケラモフを相手に、鈴木は完全アウェーでベルトを掴むことが出来るか。
▼ライト級(71kg)5分3R
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)
武田光司(日本)
また、ケラモフと同じく会見に出席したライト級のトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)は、武田光司(日本)と対戦することが決定。
2019年「RIZINライト級GP」優勝のムサエフは、2021年6月の「RIZIN.28」のライト級王座戦でホベルト・サトシ・ソウザに一本負けで戴冠ならず。
2022年7月に「Bellator 283」でシドニー・アウトローを27秒KOする衝撃Bellatorデビューを飾ったものの、2023年3月のBellatorライト級ワールドGP1回戦ではアレクサンドル・シャブリーの前蹴りを受けて3R TKO負け。7月にアキラを71秒 TKOに下し、再起を飾っている。
対する武田は、元高校6冠グレコローマンレスラーで、元DEEPライト級王者。2018年10月に北岡悟に判定勝ちでDEEP王座を戴冠。大原樹里を相手に2度防衛に成功し、2020年9月から参戦したRIZINでは5勝5敗。
当時の修斗王者・川名雄生、PANCRASE王者・久米鷹介をいずれも判定で下すと、“ブラックパンサー”ベイノア、ジョニー・ケース、ザック・ゼインにも勝利。しかし、2022年の大晦日にBellatorのガジ・ラバダノフに判定負けを喫すると、2023年4月の前戦ではルイス・グスタボにもスプリット判定で敗れ、2連敗中。
▼フライ級(57.0kg)5分3R
メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン)
ジャスティン・スコギンズ(米国)
メイマンは、Eagles FCで連勝後、2022年10月にRIZIN初参戦。手塚基伸にTKO負けも 2023年4月の前戦で中村優作に1R、左フックでKO勝ち。
元UFCのスコギンズは、2018年のRIZIN初参戦で元谷友貴に一本負けも、以降は祖根寿麻に判定勝ちなど、MMA4連勝中。
▼ライト級(71kg)5分3R
トゥラル・ラギモフ(アゼルバイジャン)21勝9敗
キム・ギョンピュ(韓国)12勝4敗
▼ライト級(71kg)5分3R
ナリマン・アバソフ(アゼルバイジャン)28勝4敗
アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)12勝2敗