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【Krush】「防衛できなければ引退」王者・森坂陸が決意の宣言、挑戦者・篠塚辰樹「ぶっ倒してベルトを獲るだけ」。全勝王者・大鹿統毅「初防衛してからがチャンピオン」

2023/09/14 12:09
 2023年10月21日(土)東京・後楽園ホール『Krush.154』の対戦カード第一弾が発表された。  Krushフェザー級タイトルマッチ3分3R延長1Rとして、王者・森坂陸(エスジム)が篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)の挑戦を受けて初防衛戦に臨む。  森坂は今年3月、玖村修平を下して同級王座を獲得。そのリング上で宣言して実現させたK-1・横浜武道館大会では椿原龍矢に判定負けを喫したが、今回は再起戦と同時に初防衛戦となる。挑戦者の篠塚は3月のKrushで林湧太、7月のK-1両国大会で佑典に2連続KO勝利中。Krushタイトル挑戦は今回が2度目で、2021年12月に当時の王者・新美貴士に挑戦するもKOで敗れている。  会見では篠塚が「挑戦は2回目なので負けられない。クルクル回ってるコイツをぶっ倒してベルトを獲るだけ。印象はウンコ頭」と言い放つと、森坂は苦笑しつつも「気持ちとお腹は弱い印象。気持ちでは負けないので打ち合って盛り上げて勝つ」と応戦し、「防衛できなければ引退と決めている」と決意を表明。  また森坂が「彼が他団体にいた時代、個人的に仲良くなりたいと思っていた」と明かすと、篠塚は「Krushに来てからも何も意識したことはないし、一緒に飲む気もないし、一緒に遊ぶ気もありません」と突き放す場面もあった。  もうひとつのタイトルマッチはフライ級3分3R延長1Rで、王者・大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)に悠斗(HUNGRY GYM)が挑戦する。  大鹿は昨年12月、Krush初参戦で第2代フライ級王座決定トーナメント1回戦で西林翔平に勝利。今年5月に準決勝で山脇飛翼をKOし、同日の決勝戦で大夢に判定勝利して新王者に。ここまで8戦全勝という戦績を誇る。  対する悠斗はキックボクシングでプロデビューした後、ボクシングに転向し第42代日本ライトフライ級王座を獲得。その後、再びキックに戻ってムエタイの王座を獲得。今年7月の後楽園大会でKrushに初参戦すると松葉斗哉をわずか10秒、パンチ一発でKOしてみせた。今回はそのインパクトを買われての挑戦決定だ。  会見では悠斗が2~3年前に大鹿と練習をともにしたことを明かした上で、「Krushは倒しにいく競技と聞いている。自分は真っ向勝負で負けたことはないし、無敗のチャンピオンとやれるのは楽しみ。しっかり倒して勝つ」と前戦に続くKOでの王座奪取を宣言。  対する王者・大鹿は「悠斗のパンチは自分には届かない。初防衛してからがチャンピオンだと思っているので、しっかり勝って世界と戦いたい」と、年齢・戦績ともに上の相手にも臆することなく防衛を誓った。
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