素手のボクシング『ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ』(BKFC)でストロー級王者として君臨するブリテン・ハート。
サッカーとバスケットボールを経て、2016年にボクシングでプロデビュー。しかし、そのキャリアのほとんどがクラブのショータイムでの試合であったという。ストリートファイトもしていたというハートが注目されたのは、2019年にBFKCデビューを果たしてからだ。
そのデビュー戦では判定で敗れるも、BFKC創始者デイブ・フェルドマンの目に留まり、コンスタントにBKFCでの試合が組まれた。そして2021年2月、元UFCの人気選手ペイジ・ヴァンザントから判定勝ちを収め、一躍その名が知られる存在に。プロボクシング戦績は4勝4敗3分、BKFC戦績は7勝3敗。
ハートは9月29日の『BKFC 51』でメラニー・シャーとのタイトル防衛戦が決まっているが、なんとその6週間後にブアカーオ・バンチャメークvs.センチャイ・ソー・センチャイがメインイベントで行われるビッグマッチ『BKFC ASIA 5』のセミファイナルにて、防衛戦を行うことが発表されたのだ。
プロモーターが、9月末のタイトルマッチでハートが確実に勝つと踏んでの発表だろうが、防衛戦の結果が出る前に次の防衛戦が発表されるとは前代未聞。しかも、素手ボクシングのため僅か6週間の間で怪我や外傷が治るのかとうか。
【写真】世界一セクシーで危険な女王と呼ばれるハートはプールでくつろぐ(C)britainhart まずは目前のシャー戦をクリアしなければいけないが、11月に予定されている挑戦者はタイ人のデンマン。ムエタイで15勝1敗1分、BKFCでは2連勝している強敵だ。その相手と戦うためにもシャー戦は無傷で突破する必要がある。
しかし、ハートはそんなプレッシャーを微塵も感じさせることなく、パートナーと大胆な水木姿でプールにてくつろぐ姿などをアップ。“世界一セクシーで危険な女王”と呼ばれるハートは、その地位を守り抜くことが出来るか。