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2023年9月24日(日)『RIZIN.44』(さいたまスーパーアリーナ)でクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と対戦する金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と、10月1日(日)『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』(ドルフィンズアリーナ)でアラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)と対戦する所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)が12日、ロータス世田谷にて公開練習を行った。
金原は、元SRCフェザー級王者。RIZINではフェザー級で芦田崇宏、摩嶋一整にTKO勝ち。2023年4月の前戦では山本空良から再三のダウンを奪う判定勝ちで、3連勝中。
所は、DREAMバンタム級日本トーナメント王者。2020年大晦日に太田忍のプロMMAデビュー戦で一本勝ちするなどバンタム級で活躍も、2022年7月の神龍誠戦、12月のジョン・ドッドソン戦でフライ級に落として連敗。今回、地元岐阜県から近い名古屋大会でバンタム級に戻してヤマニハと対戦する。
公開練習で金原と所は、グラップリングで互いにロールし、リアネイキドチョークを極め合うなど、寝技巧者ぶりを披露した。
囲み取材で、金原はタイ・プーケットでのタイガームエタイでのファイトキャンプで、トレント・ガーダムや本田良介、さらにプーケットグラップリングアカデミーで、ADCC77kgプーケット王者ら黒帯柔術家とも練習。走り込みなど「クレベルに勝つパーセンテージを上げる、勝つために必要な根性の練習・頑張る練習をやってきた」と語った。
対戦相手のクレベルについては、「打撃でイニシアチブをちゃんと取ること。1Rの最初のスタンドが自分のなかでキーポイントかなと思っています」と、後手にならないこととした。
さらに寝技でも「今までMMAやってきたなかで自信が一番あるところ。ビビらずにクレベルをパスしてみたい」と語った。
金原の盟友・所英男は「バンタムになって、やっぱ元気ですね。ウーロン茶一杯で金原さんと3時間喋っちゃうくらい、元気」と、階級を戻したことで調子が上がっているという。
対戦相手ヤマニハの“回転させない寝技”については、「しっかりベースを作って、硬いというか、上手な丁寧なイメージがありますけど、極めにいくときは大胆なので、ああいう動きをお互い出せたらいいなと思っています。やれることは寝技しかないので、それを最後に極められたら」と、動きのある展開でフィニュシュしたいとした。金原と所との一問一答全文は以下の通り。