全試合OFGマッチの大会に臨む選手たち
2023年11月5日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2023 vol.5』の記者会見が、9月11日(月)都内にて行われた。
今大会は「コンセプトをガラリと変え」本戦全試合オープンフィンガーグローブ着用のREDルール(ヒジ打ちあり、首相撲からの攻撃無制限)、KOボーナスあり(30万円、メインイベントのみ100万円)で実施されることが発表された。
山口元気代表は「僕は20年前からムエタイルールはOFGでやった方がいいと思っていて、時代の流れで最近になって選手からやりたいとの声が増えてきた、認知されてきた。宮田さんが辞められたこのタイミングが一番いいかなと。小笠原瑛作がONEでOFGの戦いをして、ボーナスをつけると試合内容が各段に面白くなる。日本人観光客も喜んでいたのを見て、その場で即決、このコンセプトで行こうと思ってジム・選手と話して開催に至りました」と、OFG導入を決めたと説明。
【写真】ONEのOFGムエタイで秒殺KO勝ちした小笠原が凱旋試合
「新人は育成面でも危険なのでプレリムは普通のグローブで、選ばれた選手による試合がOFGになる。理由はムエタイルールだとしっかりあると思っていて、組むためにOFGだとしっかり組める、ヒジやパンチを打ちやすい。どっちにしてもスリリング。理由があるのがOFGなのでやりたいと思います」とした。
KOボーナスについても今回はメインのみ100万円だが、今後は各試合で「100万円かそれ以上に上げたいと思っています。この大会の成功いかんだと思います。選手に稼いでもらいたい。その意識を持っていれば発言内容・試合内容は変わって来る。選手が稼げるように環境を変えるつもりでやっています。夢を持てるようにしたい」と、ボーナスの額を上げていきたいとの考えも明かした。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト KNOCK OUT OFG-REDフェザー級 3分3R延長1R
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級王者)
TBA
▼スーパーファイト KNOCK OUT OFG-RED -61.0kg契約 3分3R延長1R
重森陽太(Eight Weapons市KNOCK OUT-REDライト級王者)
ルンペット・センチャイジム(タイ/センチャイムエタイジム/元ルンピニースタジアム認定ミニフライ&フライ級王者)
▼スーパーファイト KNOCK OUT OFG-RED スーパーウェルター級 3分3R延長1R
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM/KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者)
MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/元WPMF日本ウェルター級王者)
▼スーパーファイト KNOCK OUT OFG-RED バンタム級 3分3R延長1R
乙津 陸(クロスポイント大泉/KNOCK OUT-REDバンタム級王者)
サンチャイ・TEPPEN GYM(TEAM TEPPEN/元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
▼KNOCK OUT OFG-RED スーパーバンタム級 3分3R延長1R
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/元KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者)
片島聡志(Kick Life)
▼KNOCK OUT OFG-RED スーパーフェザー級 3分3R延長1R
鷹大(WSRフェアテックス西川口/WMC世界スーパーバンタム級王者)
優翔(team NOVA)
▼KNOCK OUT OFG-RED ライト級 3分3R延長1R
古村匡平(FURUMURA-GYM/大和MUAYTHAIスーパーライト級王者)
TBA