2023年9月10日(日)神奈川・横浜アリーナ『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』(DAZN/ABEMA配信)の前日計量&記者会見が、9日(土)都内にて13:00より行われた。計量は全員が一発でパス(スーパー・ヘビー級と無差別級は参考記録)。
第10試合のスーパーファイトK-1フェザー級3分3R延長1Rで対戦する、軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者)は57.45kg、アンジェロス・マルティノス(ギリシャ/FFK-POLITIS TEAM)は57.15kgで計量をパス。
続いて行われた会見でマルティノスは「とても体調は万全です。とにかく勝つために全力で頑張っていきます」と挨拶。
軍司が「新生K-1第2章初の大会で初めての試合なので、しっかりK-1らしい試合をして、トーナメント以来KO出来てないのでそろそろ倒さないといけないと思っているので今回は倒して勝ちます」とKO宣言すると、「彼はKOすると言っていたが、気にはしていない。自分は自分の試合をしなければいけないと思っています」と、KOにはこだわらず自分の試合をするだけと冷静に言い放った。
「強敵であるのは承知している。それに対して自分も準備してきているので、素晴らしい試合になるんじゃないかと思います」と自信をのぞかせるマルティノス。
軍司はマルティノスを「試合映像を見ても打ち合ってくる選手で、打ち合いだけじゃなくてディフェンスもしっかりしている。しかも61kgでやっていてパワーの部分もあるので、打ち合いが出来たらいいなと思っています。打ち合いにならない可能性もあるので、そこも対策を練っているので楽しみにしていてください。今まで通りじゃなく、また違った戦い方をしようと思っているので。今回のテーマは僕の中で“遊び”だと思っているのでそれも見せられたらと思います」と、打ち合いにならなかった場合の対策も万全だとする。
エースの自信はと聞かれると、軍司は意外にも「僕はエースと思ってないです」と答える。「僕はフェザー級の世界最強を目指しているので、それを証明していけば自ずとK-1を引っ張っていけるのかなと思っているので、まずは強さで証明したい」と、世界最強を証明していくことを優先にしたいと話した。
また、これまでアピールしてきた日本人対決について「他団体の試合をこの前も見て、今は他団体の誰かとやりたいとは正直思っていなくて、僕が今フェザー級で一番強いと思っているので。組まれたらやるよって感じですかね。いろいろな団体があるので世界で戦えたらいいなと思っています」と、組まれたら戦うが以前ほど積極的ではないとの姿勢を示した。