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【シュートボクシング】笠原友希が元ラジャダムナン王者を迎え撃つ、基山幹太vs.ポッシブルKのトップランカー対決、RYOTAROvs.風間大輝のミドル級戦、村田義光vs.都木航佑

2023/09/05 18:09
【シュートボクシング】笠原友希が元ラジャダムナン王者を迎え撃つ、基山幹太vs.ポッシブルKのトップランカー対決、RYOTAROvs.風間大輝のミドル級戦、村田義光vs.都木航佑

最近は麦わら帽子をトレードマークにしている笠原友希。ムエタイには負けたことがない

 2023年9月23日(土)東京・後楽園ホール『SHOOTBOXING 2023 act.4』の第一弾対戦カードが発表された。


 出場が決定していたSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)の相手はシンダム・サンライズジム(タイ)に決定した。

 笠原は2019年6月に国内55kg級トップクラスの小笠原瑛作をヒジ打ちによるカットでTKOに破る大番狂わせを演じ、2020年7月に那須川天心の対戦相手に選ばれたが初回KO負け。再起戦では手塚翔太と大激闘の末、KO勝ちでSB日本フェザー級王座に就き、2021年12月にはスーパーフェザー級王座決定戦を制してSBで2階級制覇を達成した。2022年3月にはRIZINに初参戦し、豪快な飛びヒザ蹴りで初回TKO勝ち。6月の『THE MATCH 2022』ではKrush王者の中島千博から勝利を奪ったが、9月にRISEランカーの常陸飛雄馬にKO負けを喫した。12月は石月祐作に大差の判定勝ち、今年2月にはTAaaaCHANに判定勝ち。前戦は4月にS-1 130P王者ポームロップに判定勝ちでvs.ムエタイは4戦全勝。戦績は23勝(10KO)3敗のサウスポー。

 シンダムは元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者の肩書きを持ち、右ミドルを武器に日本のリングでもキャリアを重ねてきた強豪。2022年5月に蹴拳初代スーパーフェザー級王者・津橋雅祥に判定勝ち、8月には新日本キックキックボクシング協会日本フェザー級王者・瀬戸口勝也にも判定勝ち、2023年8月にTAaaaCHANに判定勝ちしている。


 SB日本ライト級1位・基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)が6月のシリーズ第三戦に続いて参戦、同級2位のポッシブルK(K'GROWTH)と対戦する。

 鈴木博昭率いるBELLWOOD FIGHT TEAMの特攻隊長・基山は2018年12月にACCELでプロデビュー。『ONE WARRIOR SERIES』には2度出場して2度とも勝利、2021年3月には『RIZIN』で大雅と対戦したが判定で敗れた。SBには2022年3月から出場して3連勝、RISEでも樋口知春から勝利を収めるも2023年2月に田中佑樹に判定で敗れて5連勝がストップ。4月大会でヒュン・ツェイ・ヘイデンにヒザ蹴りでダウンを奪って勝利すると、6月にはRIZINでも活躍するMMAファイターの伊藤空也にOFGマッチで勝利した。戦績は13勝(1KO)4敗。

 対するポッシブルKは変則的なスタイルで現在4連勝中。6月には北川裕紀に合計3度のダウンを奪って2RでKO勝ちしている。SBライト級王座に君臨する笠原弘希の首を狙う両者のどちらが勝利し、タイトルに近づくか。


 龍生塾に移籍し、今回がSB初参戦となるRYOTARO(龍生塾)は、投げる・極める・絞めるのSBを体現する男、風間大輝(橋本道場)と対戦、

 RYOTAROは高校まで野球一筋で来たが、甲子園出場の夢破れてキックボクシングに転向。2020年末の『ACCEL』でJAPAN KICK INNOVATIONランカーの高木覚清にKO勝利してACCELミドル級王者に。2021年12月にRISEに初参戦すると、国内ミドル級のトップクラスに君臨する緑川創からダウンを奪って番狂わせの勝利を収めて一躍名を挙げた。2022年8月にはT-98から2度のダウンを奪うも延長戦で逆転KO負けを喫している。

 風間は2023年2月大会に初参戦すると、シュートボクサーを相手に2度の投げでシュートポイントを奪い、最後はスタンディングフロントチョークを極めて勝ってみせた。ミドル級ならではの迫力ある試合が期待される顔合わせだ。


 現在2連勝中の村田義光(シーザージム)はKROSS×OVER認定KICK初代-67.5kg王者・都木航佑(キャピタルレイズfighting GlaNz)と激突する。

 村田は左ミドルと首相撲からのヒザ蹴りを得意とし、2022年6月から連敗していたが、2023年2月に有馬伶弍に判定勝ちして連敗をストップ。6月にはS-BATTLEミドル級王者・青谷秋未からスタンディングフロントチョークでキャッチポイントを奪って勝利し、戦績を12勝(7KO)4敗とした。

 都木は新極真空手出身で2015年の全日本ジュニア大会、2016年の全関東空手道選手権大会・中量級で優勝し頭角を表し、2017年には全日本フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO)中量級でベスト8に入賞した。2021年2月にはDEEP☆KICK-70kg級王者の稲井良弥との無敗王者対決で判定負けを喫し初黒星となったが、9月の『Bigbang』では第7代Krushウェルター級王者・山際和希を3R TKOで下し再起を果たしている。2023年5月にはRISEで石川泰市に判定負け。戦績は6勝(4KO)2敗。

 なお、今大会はU-NEXTにてLIVE配信される予定だ。

<決定対戦カード>

▼60 .5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
シンダム・サンライズジム(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)

▼63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級1位)
ポッシブルK(K'GROWTH/SB日本ライト級2位)

▼70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/第8代ACCELミドル級王者)
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級5位)

▼67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級1位)
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/KROSS×OVER認定KICK初代-67.5kg王者)

<出場決定選手>
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)

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