次は「日本のプロ団体と対抗戦をやりたい」とのアイデアを出した朝倉未来CEO
2023年8月26日(土)東京・アリーナ立川立飛で開催された『喧嘩道 presents BreakingDown 9』。大会終了後、同大会のCEOである朝倉未来が総括を行った。
今回のメイン企画であるヨーロッパとの対抗戦について、朝倉は「喧嘩自慢の対抗戦の方はオーディションから含めてとても良かったんですけれど、ヨーロッパの対抗戦の方は相手のヨーロッパ勢一人一人にスポットが当たっていなかった。だから視聴者が感情移入しにくかったんじゃないかというのがありました。もう少し対抗戦のカードを少なくして一人一人にスポットを当てた方が良かったかもしれない」と、ヨーロッパ勢のキャラクターなどが視聴者に伝わり切れてなかったと振り返る。
その中で育ててみたい選手はいたかと聞かれると「今回はそこまでいなかったですね」とし、「日本人のニューフェイスならBreakingDown的に面白かったのはレオですね」と第6試合に登場したレオの名をあげた。
今後の海外との対抗戦については「いろいろな海外の方から話をもらっていて、4~5カ国から話が来ていますけれども、一人一人の人生にスポットを当てるのが難しくて。オーディションで1カ月前に1回来てもらって、あとは試合のちょっと前に撮るかなみたいな感じでやっていたので、あまり遠いとそっちの方まで行けなかったりがあるので、そこは考えたいと思います」と、距離的な問題で撮影などに行けない国はストーリーを作るのが難しいと感じたようだ。
では、次の対抗戦はどうするかと聞かれた朝倉は「僕的には今日の試合を見た感じを受けて、日本のプロ団体とやりたいなと思います。名乗り出てくれる団体があれば」と、次は国内のプロ団体と対抗戦をやりたいとの案を出す。
「いろいろ賛否とかも言われていると思うんですけれど、否定的なのって努力しているプロの中であまり陽の目を浴びていない人たちだと思うので。BreakingDownのあまり練習もしていないのに活躍している姿だったりに嫉妬しているような選手がいれば、ここがチャンスだと思うので。実力と現実を味わわせてやるって気持ちがあればとても面白いと思うし、見ている側も面白ければ」と、BreakingDownについて否定的な意見をSNSなどで発信している選手に出場を呼びかける。
さらに「団体同士もメリットしかないと思うので。なんだかんだ言ってBreakingDownが日本で今一番視聴率があるので、そこはぜひ名乗り出てもらいたいですね。BreakingDownのトップどころもプロと戦うことで実力が上がるし、そうなるとBreakingDownの中からプロに行くような選手が出て来るんじゃないかなと思います」と、団体としての知名度が上がり、BreakingDownの選手たちがプロを目指すきっかけにもなるのではないかと語った。