アビラル・ヒマラヤン・チーター「『早く帰る?』早くKOして早く帰らせようかなと」
▼第12試合 日韓対抗戦 大将戦 HEAT KICK ミドル級(70kg)タイトルマッチ 3分5R
アビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場)69.9kg
ヤン・チャンウォン(Team Buffalo)69.4kg
アビラルはカトマンズ出身。K-1に参戦経験がある格闘家デーブ・クマール・ギミーレを父に持ち、2016年にネパールから来日。志村道場でキックボクシングを始め、2020年1月にHEATキックルールミドル級王座を獲得した。9月に初防衛に成功すると、12月のK-1両国大会で初参戦。1Rに木村“フィリップ”ミノルから打ち下ろしの右でダウンを奪い、2Rに逆転TKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。
その後は連続初回KO勝ちで波に乗っていたが、2021年7月のK-1では和島大海のローキックで3RにKO負け。10月にHEATでTKO勝ちして再起、2022年2月にはK-1で松下大紀に初回KO勝ち。5月にはHEATでムエタイのラーシーシンに初回KO勝ちしたが、9月にジョムトーンに初回KO負け。2023年3月のK-1でジョーダン・ピケオーと対戦し、3RにKO負けで、いずれも強豪相手ながら連敗を喫している。14勝(13KO)5敗。
対するヤン・チャンウォンは、HEAT44でアビラルが2R KO勝ちしているチョ・ギョンジェに、2022年10月に1R KO負けしているが、今回どこまでHEAT王者に肉薄するか。
アビラル・ヒマラヤン・チーター
「自分はネパール人ですが、明日は1日、日本人の心を持って、3回目の防衛をしたいと思います。押忍。(相手の印象は?)思ったより小っちゃくて、自分にKO負けした相手にも負けてるんで……あとは相手にならんかなって。『早く勝って早く帰りたい』と言っていたので、早くKOして早く帰らせようかなと思っています。楽しみにしていてください」
ヤン・チャンウォン
「相手がどんな人かは関係なく、自分のスタイルで戦って勝って帰って、美味しいごはんを食べたいと思います。(どう勝ちたい?)特に考えていることはなくて、早く勝って早く家に帰りたいかなと思っています」