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【ONE】青木真也が「無差別級」サブミッショングラップリングでマイキー・ムスメシと「リング」で対戦、タワンチャイvs.スーパーボンのムエタイ王座戦、キックルールで王者ハガティーにMMA王者アンドラージが挑戦!=10月7日(土)ルンピニー

2023/08/17 14:08
 2023年10月7日(土)タイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Fight Night 15』にて、ONEフライ級サブミッショングラップリング世界王者のマイキー・ムスメシ(米国)と、元ONEライト級世界王者の青木真也(日本)が、「無差別級サブミッショングラップリング」で対戦することが17日、ONEから発表された。  青木と対戦するマイキー・ムスメシは、25歳にしてブラジリアン柔術の世界王座に5度就くなど、軽量級グラップリングの強豪。ONEには2022年4月の今成正和戦から参戦し、グラップリングルールで5連勝。  10月のクレベル・ソウザ戦で判定勝ちしフライ級王座を獲得すると、1月にガントゥルム・バヤンドォーレンのヒザを破壊する判定勝ち。5月にオサマ・マルワーイをリアネイキドチョークで極めて2度目の王座防衛に成功すると、8月5日には、ONEストロー級世界王者のジャレッド・ブルックスの挑戦も1R 腕十字を極めて退け、3度目の防衛に成功している。27歳。  対する青木は、MMAでは2019年10月から4連勝をマークも、2022年3月に秋山成勲に、同年11月にサイード・イザガクマエフにいずれもTKO負けで2連敗中。グラップリングでは2022年5月に、当時19歳だった超新星ケイド・ルオトロと10分間を戦い、判定負けも極めさせず。ベテランの意地を見せている。  今回のグラップリングマッチは「無差別級」戦。ONEフライ級(※61.2kg)のムスメシに対し、青木はONEライト級(※77.1)で3階級差があるが、前回がケージグラップリングだったのに対し、今回は「リング」でのグラップリングとなる。コーナーポストやロープは使えるが、ケージレスリングを活かした攻防はより少なくなる。そんななか“グラップリングのパウンドフォーパウンド”とも称される専門職のマイキーを相手に、青木は健在ぶりを見せるか。  主催者を通じて青木は、「拝啓 マイキー・ムスメシ様 立秋の候、マイキー様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。さて、この度発表させて頂きましたマイキー様との対戦カードにございましては、今をときめく新星の踏み台にされるロートルの構図ではありますが、おじさんの本気を見せるべき全力でぶつかって参りますので、何卒よろしくお願いいたします。まずは略儀ながら書中を持ちましてご挨拶させて頂きます。残暑厳しい折柄、体調を崩されませんようご留意ください。敬具」と、時候の挨拶から始めながらも、きな臭い戦いを匂わせる文面でコメントを発表。  対するムスメシは、「“生ける伝説”と戦えるのであれば、階級は関係なく僕は飛び付きます! 僕は青木さんのファンなので、彼と対戦する機会をいただいたことだけでも光栄なんです。新旧世代の激突となり、誰もが注目する試合になるでしょう。日本のファンの皆さん、青木さんがあなたの国の出身であることは知っていますが、僕は日本の食べ物と文化が大好きだし、僕は日本を誇りに思う人間なので、皆さん、僕のことも応援してくださいね! イコー!」と、青木とは対照的な屈託のないコメントを残している。  また、同大会では、ONEキックバンタム級王者のジョナサン・ハガティー(英国)に、MMA同級王者で中国Kunlun Fightや武林風で活躍したファブリシオ・アンドラージ(挑戦)がキックルールで挑戦するタイトルマッチ、さらに、ONEムエタイフェザー級王者のタワンチャイ・PKセンチャイ(タイ)に、ムエタイ&キック同級1位で元キック同級王者のスーパーボン・シンハマウイン(タイ)が挑戦する王座戦も発表されている。  日本では、ABEMA格闘チャンネルで10月7日(土)午前9時より生中継される同大会は、海外では、Amazonプライムを通じて配信されることになっており、世界にどんな衝撃を与えるか。
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