中島太一「今回からRIZINでもバンタム級で戦いベルト狙う」vs 岡田遼「僕は修斗を、中島選手はPANCRASEを肩に担いで戦う」
▼バンタム級(61.0kg)5分3R
中島太一(ロータス世田谷)
岡田 遼(パラエストラ千葉)
フェザー級でダン・イゲ、堀江にスプリット判定で勝利し、ヴガール・ケラモフに三角絞めで敗れている中島太一は、PANCRASEでは、2021年12月の井村塁との「バンタム級暫定王者決定戦」で、約8年ぶりにバンタム級に戻し、2R TKO勝ちで戴冠。2023年4月には、暫定王者・田嶋椋に判定勝ちし、バンタム級統一王者となっている。
中嶋は、「1年半前、RIZINに参戦した時はフェザー級でしたが、今回からバンタム級で戦っていきます。RIZINバンタム級のベルトを本気で獲ります!」とフアン・アーチュレッタが米国に持ち帰ったバンタム級王座に照準を定めている。
対する岡田は、元修斗世界バンタム級王者。2019年1月に祖根寿麻との修斗環太平洋同級王座戦で1R、左フックでKO勝ちし、戴冠を果たすと、2019年9月には安藤達也を相手に判定1-1ドロー防衛。さらに、2020年5月の「修斗世界バンタム級暫定王座決定戦」では、倉本一真に2R KO勝ちを収め、暫定王座獲得に成功した。
2021年3月には大塚隆史にも判定勝ちで世界王座初防衛。しかし、2021年6月のRIZINバンタム級GP一回戦で、元DEEP王者の元谷友貴に判定負け。続く2022年3月の修斗では、安藤達也と世界王座をかけて再戦し、2R、右フックによりTKO負けで王座陥落。今回、約1年半ぶりの再起戦でPANCRASEバンタム級王者の中島太一と戦う。
岡田は、「PANCRASEの現チャンピオンである中島太一選手に挑戦させていただける機会をとても嬉しく思います。僕は修斗を、中島選手はPANCRASEを肩に担いで、RIZINの舞台で全身全霊をぶつけにいきます」と意気込みを記している。
自身と同じように、MMAのトータルファイトで優れている中島を相手に、岡田はRIZINでキャリアの集大成を見せるか。試合はリングで行われる。