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【RIZIN】クレベル・コイケvs.金原正徳が決定! 追加7カード発表=9月24日(日)『RIZIN.44』さいたまスーパーアリーナ

2023/08/09 18:08
 2023年9月24日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.44』の記者会見が8月9日、都内で行われ、フェザー級で前王者のクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)vs.金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)の試合が発表された。既報の「牛久絢太郎vs.萩原京平」に続くフェザー級の注目カードとなる。  MMA31勝6敗1分1NCのクレベルは、27の一本勝ちを誇るボンサイ柔術の鬼神。Rebel FCフェザー級王者、KSW同級王者を経て、2020年大晦日にRIZIN初参戦。カイル・アグォン、摩嶋一整、朝倉未来、佐々木憂流迦、萩原京平にすべて一本勝ちで、2022年10月23日に牛久絢太郎が持つフェザー級王座に挑戦。2R 三角絞めで一本勝ちし、念願のRIZIN王者に輝いた。2022年大晦日のBellatorとの対抗戦でパトリシオ・“ピットブル”・フレイレに判定で敗れ、連勝が「7」でストップ。2023年6月の『RIZIN.43』北海道大会で400gの計量ミスで王座剥奪も、鈴木千裕を1R 腕十字で極めている(※公式結果はノーコンテスト)。  MMA28勝12敗5分の金原正徳は、元SRCフェザー級王者。2003年9月にDEEPでプロデビューすると、2009年の戦極でキム・ジョンマン、ジョン・チャンソン、小見川道大を撃破し、初代戦極フェザー級王者に。2009年大晦日には山本"KID"徳郁に判定勝ち。2014年9月にUFCに初参戦するとアレックス・カサレスに勝利も、ハニ・ヤヒーラにスプリット判定負け、マイケル・マクドナルドに逆転の一本負けし、日本マットに戻った。2020年2月にRIZINに初参戦するとバンタム級でビクター・ヘンリーに2R TKO負けも、フェザー級で芦田崇宏、摩嶋一整にTKO勝ち。2023年4月の前戦で山本空良から再三のダウンを奪う判定勝ちで、3連勝をマーク。試合後にヴガール・ケラモフとの対戦をアピールしていた。  会見で金原は、「まず初めにクレベル選手、対戦受けてくれてありがとうございます。昔から知ってる選手だし、RIZINに出るようになってから全部試合も見てるし、『すごい強い選手』という自分の中でも理解です。あらためて『挑戦者』という立場でクレベルに向かっていきたい。この歳で言うのもなんですが、ゼロから気持ちを作り直したいと思います」と意気込み。  クレベルは、「金原選手、試合ありがとうございます。長い知り合いで、一緒にハードに練習しました。この試合は特別。試合やって自分、“チャンピオン”を守りたいです。タイトルマッチをもう1回やりたい。次の試合、頑張ります。ベルトは無いけど、まだ私フェザー級チャンプ。みんなよろしくお願いします」と、剥奪された“王座”を守るとした。  榊原CEOは、「前回、クレベルは体重が作れずにタイトル剥奪という状況のなかで、朝倉未来vs.ヴガール・ケラモフでフェザー級のタイトル戦が決まり、ケラモフが王者になりました。(前王者の)クレベルが、その挑戦権をもつ最右翼であることは変わらない。ファンも含めて、次に挑戦するべきだと太鼓判を強く押してもらうために、金原戦はとても大きな意味を持つ。“金ちゃん”──金原選手にとってもここでクレベルを獲れば、タイトル挑戦権に一番近い選手を倒すわけで、鈴木千裕が勝って、さらにフェザー級戦線が混沌としているなかで、金原選手が勝つことでさらに風雲急を告げる。これぞRIZINという、実力者同士の試合が見せられること、このカードが組めたことを嬉しく思います」と期待を寄せた。 【『RIZIN.44』決定カード】 ▼RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)牛久絢太郎 vs. 萩原京平 ▼RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)クレベル・コイケ vs. 金原正徳 ▼RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)スパイク・カーライル vs. 堀江圭功 ▼RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)中原由貴 vs. 白川陸斗 ▼RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)摩嶋一整 vs. 横山武司 ▼RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)中島太一 vs. 岡田遼 ▼RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)シビサイ頌真 vs. ヤノス・チューカス ▼RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)スダリオ剛 vs. トッド・ダフィー  RIZINは、年内に残り4大会の開催を発表しており、9月24日(日)『RIZIN.44』(さいたまスーパーアリーナ)に続き、10月1日(日)の『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』(ドルフィンズアリーナ=愛知県体育館)、11月4日(土)のアゼルバイジャン大会(バクー・ナショナルジムナステイックアリーナ)、12月31日のさいたまスーパーアリーナ大会と、大晦日まで怒涛の大会ラッシュ。群雄割拠のフェザー級戦線はどう動くか。
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