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【UFC】メインはライト級でBMF王座戦ポイエーvs.ゲイジー、ライトヘビー級でペレイラが元王者ブラホビッチに挑む。ファーガソンvs.グリーン、フライ級で平良達郎と対戦したベルガラが出場=『UFC 291』

2023/07/29 22:07
【UFC】メインはライト級でBMF王座戦ポイエーvs.ゲイジー、ライトヘビー級でペレイラが元王者ブラホビッチに挑む。ファーガソンvs.グリーン、フライ級で平良達郎と対戦したベルガラが出場=『UFC 291』

(C)Zuffa LLC/UFC

 2023年7月29日(日本時間30日)に米国ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターにて開催される『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』の前日計量が28日(同29日)同地にて行われた。

 メインイベントは、ホルヘ・マスヴィダル引退により“空位”となったBMF(Baddest Mother F*cker)タイトル戦。

 ライト級2位のダスティン・ポイエー(米国)と、3位のジャスティン・ゲイジー(米国)が、2018年4月以来の再戦に臨む。5年前の試合では、ゲイジーが右ローを効かせるも、パンチ技術で優るポイエーが4R、右ローに左フックを合わせて、パンチラッシュでダウンを奪い、TKO勝ちしている。

 ポイエーの前戦は2022年11月の『UFC 281』でマイケル・チャンドラーに3Rリアネイキッドチョークで一本勝ち。ゲイジーは2023年3月の『UFC 286』でハファエル・フィジエフに判定勝ちして以来の試合となる。ともにその前の試合はシャーウス・オリヴェイラとのライト級王座戦でRNCによる一本負け。

“やりすぎ”なくなったゲイジーが、5年前の技術力の差を埋めることができているか。それともポイエーが再び王座戦線に名乗りを挙げるか。

 前日計量では、ポイエーが155ポンド(70.31kg)でパス。ゲイジーが156ポンド(70.76kg)でパス。フェイスオフでは、175cmのポイエーを181cmのゲイジーが見下ろす形になったが、リーチでは178cmのゲイジーに対し、ポイエーが185cmと7cmも長いデータとなっている。

 コメインでは、ミドル級からライトヘビー級に上げたアレックス・ペレイラ(ブラジル)が、元王者でライトヘビー級に上げたときのアデサニヤに判定勝ちしているヤン・ブラホビッチ(ポーランド)と対戦する。

“ポアタン”ことペレイラは、UFC4戦目でアデサニヤを5R TKOに下してミドル級王座奪取も、ダイレクトリマッチで2R KO負けで王座陥落。プロMMA10試合目の今回、ライトヘビー級に上げて39戦のキャリアを持つブラホビッチに、3R戦で打撃で押し切るか。それともブラホビッチがアデサニヤ戦の後半のようにテイクダウン&パウンドで削るか。

 なお、計量では、UFC5連勝中のミシェル・ペレイラが規定体重を3パウンド超過(計量時:174lbs/78.93kg)したことにより、スティーブン・トンプソン(170.5lbs/77.34kg)とのウェルター級戦は中止に。


【写真】キエーザvs.ホランドのウェルター級戦

 また、プレリムのフライ級戦では、2022年10月に平良達郎に一本負けも、2023年3月のダニエル・ラセルダでTKO勝ちして再起を果たしたC.J.ベルガラが125.5ポンド(56.93kg)でパスも、対戦相手のヴィニシウス・サルヴァドールが128.5ポンド(58.29kg)で体重超過。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のベルガラに報奨金の20%を支払うことになっている。

 同大会の放送は、日本時間30日(日)朝8時にスタートするアーリープレリム2試合、9時開始のプレリム4試合、11時に始まるメインカード5試合を含む全試合が『UFC FIGHT PASS』ならびに『U-NEXT』でライブ配信される。

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