あと1Rあるはずなのに、勝ち名乗りを受ける赤コーナーの選手に呆然とする青コーナー(C)スック ムエタイ7シー
2023年7月23日(日)に開催されたタイの人気ムエタイTVマッチ『スック ムエタイ7シー』にて、前代未聞の不祥事があった。ムエタイの情報をSNSで提供している『Muay Thai Super Fight』が伝えた。
【写真】青コーナー陣営は「まだ4Rだぞ!」とオフィシャルに抗議
この日のセミファイナルで行われた、ワンチャイノーイvs.アムナーデート戦にて、オフィシャル(公式の試合進行係)がラウンド数を間違え、なんと第3Rを飛ばして実施。通常のムエタイの試合は基本的に3分5Rで行われるが、4Rが終了した時点で試合終了を宣言して勝敗をアナウンスしてしまい、ワンチャイノーイが勝ち名乗りを受けた。
【写真】間違いを認めて謝罪、レフェリーが無効試合を宣言した
しかしその直後、オフィシャルが周りからの指摘を受けて間違いを認め無効試合となった。
試合内容的にはワンチャイノーイが一方的で勝利間違いなしだったが、このオフィシャルの怠慢は大いに批判の対象になっているという。しかもこのところ、同番組のTVマッチはジャッジのミスも含めて不祥事が多く、視聴率の低下が懸念されているという。
23日(日)の人気TVマッチ「スックムエタイ 7シー」で前代未聞の不祥事‼️
— Suk Wanchai MuayThai Super Fight (@MuayThaiSF) July 25, 2023
この日のセミ、ワンチャイノーイvsアムナーデート戦でオフィシャルがR数を間違え第3Rを飛ばして実施。まだ4Rしか進んでいないのにワンチャイノーイに勝名乗り。
その後、間違いを認め無効試合に。
(続く)#MuayThaiSF pic.twitter.com/joBmLkbt0E