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【K-1】鈴木万李弥が語る覚悟「自分らしさを出したいので、打ち合うところを見せられたら」

2023/07/13 12:07
 2023年7月17日(月・祝)東京・両国国技館『AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023』にて、女子フライ級3分3R延長1Rで☆SAHO☆(闘神塾)と対戦する鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)のインタビューが主催者を通じて届いた。  鈴木は空手のバックボーンを持ち、2016年にキックボクシングでプロデビュー。MMAでは2勝3敗の二刀流ファイターとして活躍し、エキシビションマッチながら中井りんとも対戦経験を持つ。流血もいとわない激しいファイトを信条とし、付いたキャッチフレーズは“流血のマドンナ”。そのルックスも含めて多くのファンからの人気を集めている。  K-1 GROUPには2022年3月から参戦し、2戦2勝。前戦は2022年6月に櫻井梨華子に判定勝ち。名古屋から上京し、クロスポイント吉祥寺に移籍して今回が1年1カ月ぶりの試合となる。戦績は11勝(3KO)5敗。 ──鈴木選手はK-1 GROUPでの試合は昨年6月のK-1女子大会以来となります。K-1女子大会の櫻井梨華子選手との試合を改めて振り返ってみていかがでしたか? 「櫻井選手と戦ってみて、K-1 GROUPの女子はレベルが高いなと感じました」 ──それでも鈴木選手はK-1 GROUPでは2戦2勝と結果を残しています。その要因はどのように考えていらっしゃるんですか? 「減量してフライ級(52kg)に階級を下げてから、調子はいいなっていうのは感じていますね」 ──今の階級が合っていたと。ルールへの適応などは問題なかったですか? 「それまでやっていたルールもワンキャッチ・ワンアタックだったので、そんなに苦労することなく馴染めたなという感じです」 ──分かりました。鈴木選手は今年に入って東京のクロスポイント吉祥寺に移籍されたんですよね。上京された理由を教えてください。 「自分も年齢を重ねてきて、最後に後悔したくないと思い、東京の方がチャンスがいっぱいあるなと思ったのと、もっと強くなりたいという気持ちがあったので東京に来ました。格闘技はいつまでもやっていられるわけじゃないし、やるなら覚悟を決めてやろうという気持ちで上京しました」 ──環境を変えたことで、練習などは以前よりも充実して取り組むことができるようになったのでしょうか? 「地元を離れてしまった寂しさだったりもありましたし、練習のスケジュールも調整しなければいけなかったので、それに慣れるまでに時間がかかりました。今やっとそれに慣れてきた感じですね」 ──そういった中でK-1への参戦が決まったわけですけど、オファーが来た時はどんな心境でしたか? 「試合のブランクが1年という長い期間空いてしまったので、本当はもっと経験を積んでからやりたかったんですよ。でも、こういうチャンスをもらえたので、やるしかないっていう覚悟はありますね」 ──対戦相手の☆SAHO☆選手には、どんな印象をお持ちですか? 「名古屋にいる時から名前は聞いていました。☆SAHO☆選手の方が先にK-1と契約して、戦うチャンスがここまでなかったんですけど、こうやってそのチャンスがやって来たという感じですね。トータル的にバランスの取れた選手だと思います」 ──いつかやるだろうなという予感はあったんですか? 「結構名前が上がっていたので、それはありましたね」 ──今回久々のK-1での試合になるので注目されると思いますが、どんな試合を見せたいですか? 「やっぱり自分らしさを出したいんで、打ち合うところを見せられたらと思います」 ──試合間隔が1年空いたことに対しての不安などはないですか? 「今の環境にも慣れてきましたし、凄くいい環境なので、ここから調子を上げて、試合に向けて準備できたらなと思っています」 ──1年前よりもさらにいいパフォーマンスを見せられそうだなという手応えはありますか? 「テクニックが増えて、いろいろと考えることも増えました。今後もテクニックを身に着けていけたらいいなと思っています」 ──では、今後のK-1での目標を教えてください。 「リングに立たせてもらうチャンスをもらったので、覚悟を決めて応援している人たちに見せられる試合をしたいと思っています」 ──具体的に、ベルトが欲しいとか、そういった目標はないですか? 「もちろん心の中にはあります。今、リングに上がって連勝していて、近づいてきているとは思っているので、近い時期に目指してやっていきたいですね」 ──ちなみに現在のK-1女子フライ級王者のKANA選手についてはどのような印象をお持ちですか? 「やっぱり女子の中ではダントツで抜けている、上にいるなっていう印象ですね」 ──今のKANA選手は連続で海外の選手と防衛戦をやったり、日本人選手の方には目が向いていないように思います。自分たちの方に振り向かせたいという気持ちはありますか? 「もちろんいい試合をして、結果を残して、自分たちの方も見てもらえたらと思っています」
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