(C)DEEP JEWELS
2023年9月10日(日)東京・ニューピアホールにて、『skyticket Presents DEEP JEWELS 42』の開催が決定。オープニングのアマチュアMMAを含め12試合の対戦カードが発表された。
「JEWELS」から2013年5月に「DEEP JEWELS」として再出発。10年目の区切りとなる今大会では「DEEP JEWELSミクロ級タイトルマッチ」として、王者・アム・ザ・ロケットに村上彩が挑戦する3R戦が組まれた。
▼DEEP JEWELS ミクロ級(ミクロ級)タイトルマッチ 5分3R
アム・ザ・ロケット(フリー)王者
村上 彩(フリー)挑戦者
アムは、ミクロ級(44.0kg)王者ながら、スーパアトム級の49kg前後での試合も多く、2019年の大晦日のRIZINでは山本美憂のレスリングにコントロールされて判定負けも、2020年2月のDEEP JEWELS初代ミクロ級王座決定トーナメント一回戦で佐藤絵実に1R 腕十字で一本勝ちで再起。2023年5月には49kgで伊澤星花と対戦し、1R 三角絞めに敗れている。今回は44kgのミクロ級の王座防衛戦で再起なるか。
挑戦者・村上は柔術黒帯から2020年10月にプロMMAデビュー。負傷欠場のリオンの代役として参戦し、49kg契約で須田萌里に判定勝ち。その後は、ミクロ級(44kg)でちびさいKYOKA、玉田育子、古瀬美月にいずれも腕十字で一本勝ちで4連勝をマークした。2022年9月の『DEEP JEWELS 38』ではアトム級(47.6kg)で須田に判定負けし、プロ初黒星を喫したが、2022年12月にはアトム級でにっせーに判定勝ち。さらに2023年4月の前戦でもアトム級でサダエ☆マヌーフに判定勝ちで2連勝中。今回はミクロ級に戻してアムの王座に挑む。
パワフルな打撃を見せるアムは、階級上の伊澤には一本負けしたものの、MMA5勝4敗中、5つの白星はすべて一本勝ち。UFC5勝2敗のローマ・ルックブンミーのタイ時代にも腕十字で勝利しており、ミクロ級でさらにキレを増すか。
村上は課題の打撃で遅れを取らなければ、組み技から寝技勝負で柔術家としてアムの極めに対抗する力を持つ。本来の階級でどんな動きを見せるか。