2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪~』の第6試合、K-1スーパー・ライト級のスーパーファイト3分3R・延長1Rで平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦する山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が所属ジムで公開練習を行った。
スピードも破壊力もあるストレート系のパンチを独特の間合いからミットに打ち込んでいった山崎。「追い込みも中盤に入ってきて、いい具合に仕上がっているし、疲れもたまっています。状態はいいですね」と、順調な様子。
怪我の治療のため試合は2018年12月以来となるが、その最後に戦った相手である安保瑠輝也が6月大会でゲーオを破りK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者となった。
「自分がK-1を背負ってチャンピオンになっていくんだということを明確にしっかり言う選手だから、メンタル的にしっかりしている」と安保を評し、「必ずリベンジする気持ちでいます。今は向こうがチャンピオンなので自分が追いかける。前回の敗因は技術面、コンディション面が甘かった。見直すことが多かったので修正しつつ、自分なりにパワーアップしています」と、安保戦を踏まえて自分に修正を加えたという。
「蹴りでもパンチでも倒せるようなものを練習しています。修正点はガードの位置や軌道。微々たるものですが、モーションを減らしたり、パンチの軌道を修正したり、細かいことを言いだすときりがないくらい。今はしっかりしているので、一番いい状態で上がれそうです」と、微調整を施した。
対戦する平山については「打ち合いタイプ、ガッチリ系のパンチャーですね。バランスがいい選手なのでかみ合うんじゃないかな。でも、ここで負けていられない。試合の映像はあまり見てないんです。自分のコンディションを作ることに集中しています」と相手のことはあまり気にしていないと言い、「負けて『いい試合』だと評価されても嬉しくない。僕の中では勝利することが絶対条件です。今の自分が置かれた状況で与えられた試合をやって、やっぱり山崎の試合だと思われるようにしたい」と、勝利することが大前提でいい試合をしたいと話す。
そして最後には「KOしたいか? もちろんです」と山崎らしいKO劇を見せたいと語った。