2023年7月9日(日)東京・Spotify O-EASTで開催された『Shimizu presents BOM 42』にて、王者ウェウワー・ウォークリンパトゥム(タイ)を判定3-0(49-46、49-48、50-47)で破りラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を奪取。タイ人以外では史上初となるラジャダムナンスタジアム王座の2階級制覇の快挙を達成した名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)。
その名高が所属する事務所グッドチョイスエンタテインメント代表が、自身のSNSにて名高の次戦について触れた。
それによると、次は8月にタイでの防衛戦を予定しているとのこと。過去日本人でラジャダムナンスタジアムの王者になった選手は9名いるが、防衛に成功したのはわずか2人。現地タイ・ラジャダムナンスタジアムでの王座防衛に成功したのは、2016年10月にスーパーウェルター級王者のT-98が達成した1度のみ。
タイの気候を含む環境や、当日朝計量(ただしラジャダムナン・ワールドシリーズの大会は前日計量)、ギャンブラーの賭け率が影響するなど、日本での試合とはかなり違うため現地で防衛することは至難の業だ。
名高は試合後、「ミニフライ級とフライ級を日本で獲ったので、タイで防衛するかスーパーフライ級を獲るかすれば誰も何も言えないと思うので挑戦したいです」と話しており、現地でのタイトルマッチには意欲的。“伝説を作る男”が新たな伝説を築くのか。正式発表が待たれる。