KNOCK OUTの若き王者・久井(左)が初参戦、Bigbang王者の龍斗と対戦する
2023年7月17日(月・祝)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP』の追加対戦カードが発表された。
第7代Krushライト級王者・大沢文也(ザウルスプロモーション)と東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が-64kg契約で対戦。
大沢は小学生の時から始めたボクシングで優れたテクニックを持つベテラン選手。2018年9月にはKrushライト級王座に挑戦してタイトル奪取ならずも、同年12月の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」では準優勝を果たした。2022年4月に瓦田脩二を破り、第7代王座に就くと8月のK-1ではデンサヤームに判定勝ち。2023年6月の初防衛戦では1月に無効試合となった里見柚己との再戦に敗れ、王座を失った。戦績は29勝(3KO)20敗3分1無効試合。
東本も長らくライト級でキャリアを重ね、昨年11月のKrush後楽園大会で大月晴明に-64kg契約で勝ったことをきっかけにスーパー・ライト級に挑戦。今年1月のKrushスーパー・ライト級王座決定トーナメント1回戦では、そのトーナメントを制した稲垣澪とダウンを奪い合う熱戦を繰り広げ、4月の中国遠征では元K-1ライト級王者ウェイ・ルイとも拳を交えた。
大沢が持ち前のテクニックで勝利を掴むか。それとも東本が左の強打で大沢をマットに沈めるか。
龍斗(team NOVA)vs.久井大夢(TEAM TAIMU)の-59kg契約ワンマッチも決まった。
龍斗は現Krushライト級王者・里見柚己の盟友で、2021年からBigbangにも定期参戦。2022年11月に第6代Bigbangフェザー級王座に就くと、今年2月のKrush後楽園で岡嶋形徒に判定勝利、6月のBigbangで神田賢吾に左ハイキックでKO勝利と連勝を続けている。
久井はKNOCK OUTアマチュア・アダルト65kg優勝(2022年2月)、同60kg優勝(2021年8月)、同55kg優勝(2021年3月)の実績を持ち、2022年4月大会でプロデビューしてKO勝ち。12月の王座決定戦に大抜擢されると新田宗一朗に2RでKO勝ちし、わずか3戦目でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座に就いた。2023年3月には元山祐希に勝利し、プロ戦績を4勝(3KO)1敗としている17歳。K-1には今回が初参戦。
K-1のリングでBigbang王者vs.KNOCK OUT王者という一戦が実現した。