キックボクシング
ニュース

【RISE】トーナメント1回戦を勝ち上がった4選手が試合後会見、志朗は「改めて人生は上手くいかないなと本当に思いました」

2023/07/03 02:07
 2023年7月2日(日)エディオンアリーナ大阪第1競技場にて開催された『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』。  今大会より開幕した「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」で1回戦を勝ち上がった志朗(BeWELLキックボクシングジム)、大﨑一貴(OISHI GYM)、田丸辰(TRY HARD GYM)、クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ)が、試合後に記者会見を行い、1回戦の振り返りと8月26日(土)東京・大田区総合体育館で行われる準決勝・決勝戦へ向けてコメントした。  以下、会見での質疑応答。 ――1回戦の感想を。 クマンドーイ「今回の試合はとても緊張していました。キックボクシングルールは2回目なので頑張りました」 田丸「上手く自分のやりたかったこと、作戦がハマったかなという感じで。久しぶりにKOが出来たので自分的には満足しているんですけれど、準決勝はもっと難しい試合になると思うので気を引き締めてまた頑張ろうと思います」 大﨑「今回の1回戦は1Rから倒しに行って1Rで倒したかったんですけれど、相手選手が凄い強くて。最低限KOは出来たんですけれど、まだまだ反省点が多い試合だったなと思います。また次の試合はすぐにあるのですぐ練習を再開して次もしっかり勝てるようにまた頑張ります」 志朗「世界王者になってから、そして30歳になって初めての試合だったんですけれど、改めて人生は上手くいかないなと本当に思いましたね(苦笑)。自分の人生はやっぱり波乱万丈だなと思いました。今回54kgで調整方法とか減量方法をいろいろ試しながらやったので、いろいろトレーナーとかと話し合ってここを改善しないとダメっていうのが分かったので、次の試合までに54kgにアジャストした志朗を見せられると思うので次は期待してください」 ――戦ってみての対戦相手の印象は? クマンドーイ「今日の僕の相手はとても強くて、僕も気を付けました」 田丸「向かい合った時に想像していたよりも体がデカくて、下がるタイプだと思っていたんですが思っていたより前にプレッシャーを感じたので54kgはデカいなと。自分以外の選手の試合を見ていてもデカいなと感じたので、時間はないけれど身体作りもしていきたいと思いました」 大﨑「動画で見ていた通りガンガン前に来る選手だったんですけれど、それにプラスしてパワーもあって重たい攻撃が多かったので、油断しないようになるべくもらわないように戦いました」 志朗「映像で見た通り、コンビネーションとかもそうでしたけれど今までやったことがないタイプだと思ってやっていましたが、ここでこんなコンビネーションを打つんだとか、ボディ3発とか。あと見せ方が上手いですね。効いてる素振りを見せたのにすぐ軽い攻撃を返してきたりして。そういう見せ方も上手いと分かっていたの大変な試合になるなと思ったんですけれど、予想通りやりづらい相手だったと改めて思いました」 ――準決勝の対戦相手の印象は? 田丸「印象…強えよって感じで。19連勝なので。自分、今回は大﨑選手よりいい勝ち方が出来たと思っているので、そこはいいんですけれど今回1回のKOだけでひっくり返るような連勝数ではないので、本当にしっかり作り上げないとなって思っています」 大﨑「田丸選手はめちゃくちゃいい勝ち方をしていたので負けられないと思ったんですけれど、勝ち方は負けましたね。田丸選手の方がいい勝ち方だったと思います。次は2回目でもあって、大体の癖は前回もやっているので分かると思うけれど、お互いレベルアップしているところもあるのでそこも含めて全部で上回って勝ちたいと思います」 クマンドーイ「志朗選手と試合が決定してとても緊張しています。もっともっと練習を頑張りますし、もっと強くなる。もっと志朗選手に効かせるために頑張ります」 志朗「怪我をしないように頑張ります。自分の中で毎試合目標があるんですけれど、(那須川天心がクマンドーイに判定勝ちした時の)ポイント差以上を目標に掲げるので期待してください。やっぱり一発があるので怖さもありますが、RISEのルールにフィットしているかと言ったらそこまでじゃないと思うので、ボクシングもやっているのでこれから進化していくと思いますが、ここは攻められるんじゃないかってところが分かったので、しっかり差を見せつけたいと思いました」 ――準決勝で戦い相手の今日の試合を見てどう思った? クマンドーイ「相手はとても上手で、今までの経験全てを伝えて僕が勝ちます」 田丸「ゆっくり見れなかったんですが、隙が無い。ディフェンスも上手くて攻撃も多くて、みんなが知っている通り強い印象。しっかり研究して自分だったら崩せると思うので楽しみです」 大﨑「試合前だったのでそこまで見てないですが、前回の試合もそうですが元々のスピードに加えてパワーも上がっている印象です。今回の試合もKOで勝っているので強くなっている印象ですね」 志朗「改めて見て大振り、フルスイングですが戻しも速いので、カウンターを合わせるのはリスクがあるので大変だろうなと思いました。あとけっこうローキックを蹴っていたので日本人に近い戦い方をしているなと改めて思いました。でも、そっちの方が自分的にはやりやすいなと見てて思いましたね」 ――決勝戦で対戦したいのはどっちの選手? クマンドーイ「ペッシラーに勝った田丸選手としたいです」 田丸「クマンドーイ選手とやりたいです(笑)。相思相愛ということで」 大﨑「僕は志朗選手です」 志朗「戦いたいのは大崎ですが、今の勢いを見たら田丸君が凄いなって。勢いがあるので油断できないですし、決勝のことはまだ考えないですね。クマンドーイという強い選手が準決勝の相手なのでと素直に思います」 ――志朗選手は次回までにアジャストすると言っていたが、どこがまだアジャスト出来ていないと思った? 」体重に気を遣っていて、2カ月前にあと2日後に試合が出来るくらい制限していたんですよ。それで2カ月前から1カ月前くらいまでは凄く動きが良かったんですけれど、動きに違和感というか力が思ったより出てないって話をしていて。今回のテーマが54kgにアジャストするために脂肪を2kgから2.5kg落とそうと自分の中でテーマを決めて、そっちに集中しすぎて。だから減量は凄く上手く行ったんですけれど、動きのパフォーマンスに関して誤差があった。この1kgは凄く大変だと改めて思いましたね。今回そこで絵反省点じゃないですけれど、食事から何から分かったので、そこは重要だなと改めて思いました」 ――田丸選手は最初の会見の時に蚊帳の外のような扱いを受けていましたが、今は全員から名前があがるほどになったことについてどう思う? 「特に何も思ってないですが、このトーナメント自体をかき乱す、田丸ならワンチャンやってくれるんじゃないかみたいな存在だと思うので、自分自身楽しみなんですよね。今回の相手は本当に強敵だったのでこんなに上手く勝てるとは思っていなかったので、自分がどこまで行けるのか楽しみです」 ――最後にファンへメッセージを。 田丸「前回大阪で負けてしまって、大阪でまた試合していい勝ち方が出来たので、強くなった姿を見せられたと思います。次、大﨑選手が19連勝で僕がスーパーフライ級のベルトを獲られた相手でリベンジしたい気持ちがあるし、自分があの時とどう違うのか楽しみなので、最高の相手と最高の舞台でいい準決勝が出来ると思うので楽しみにしていてください」 大﨑「とりあえずKOで次に進めてたので、このままの勢いで今回の反省点を活かしつつ、次も田丸選手で強敵なので必ず僕が勝って優勝するので楽しみにしといてください」 クマンドーイ「僕は今日番張りましたので、もっと強くなるように頑張ります。日本が大好きなのでもっと試合で来たいと思います」 志朗「今回はダメでしたけれど次回はこれが世界王者だって試合を見せるので、ぜひ8月26日は期待してください」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント