MMA
ニュース

【DEEP】全選手計量パス! 王座戦・酒井vs.水野、松嶋vs.劉獅、江藤vs.野村、五明vs.海飛、力也vs.窪田、小金vs.泉、平松vs.雅、日比野vs.鹿志村、朝比奈vs.秋元も

2023/07/01 17:07
『DEEP 114 IMPACT』全選手計量結果・コメント 2023年7月2日(日)後楽園ホール(速報リポート)開場/17:30 開始/18:00(※選手名から見どころ)U-NEXT、サムライTV、DEEP/DEEP JEWELS メンバーシップで配信 ▼第9試合 DEEP メガトン王座戦 5分3R酒井リョウ(レンジャージム)王者 108.75kg水野竜也(フリー)挑戦者 105.05kg  酒井は、2022年11月に「DEEPメガトン級暫定王者決定戦」として赤沢幸典と対戦し、1R、33秒でTKO勝ち、同級王座についた。2021年10月のケニー中村戦、2022年3月の大成戦に続く3連勝を飾っている。  対する水野は、2018年2月に奥野泰舗に一本勝ちでミドル級王座を獲得。その後もイ・ウンス、桜井隆多、中井光義、酒井リョウ、ジョシュア・ロビソンらを相手に8連勝を飾るが、2020年11月にジョアンオ・バティスタ・吉村に2R TKO負けで連勝がストップ。2021年7月にミドル級のベルトを賭けてバティスタと再戦も同じく2R TKO負け。王座陥落した。  2021年12月大会でメガトン級で参戦し、誠悟を1R 左ストレートからの右サッカーキックでTKOに下すと、2022年12月に稲田将を1R 19秒、右ヒザからのパウンドでTKOに下して2連勝。王座挑戦を決めた。 水野「やっと待ちに待ったこの日が来たなと思っています。この日のためにほんとうに一生懸命練習してきたんで、そのすべてを酒井選手にぶつけて、過去最高のDEEPメガトンのタイトルマッチにしたいと思います。応援、よろしくお願いします。あとさっきの背中の一撃(※互いにハグ時に酒井が水野の背中をはたく)、ちょっと赤くなってないですか? 試合前はもうちょっと優しくしてほしいなと思いました(笑)」 酒井「今日まで自分も必死になって練習して怪我無く明日を迎えることがfできたんで、明日は最高ないままでにないインパクトを残せるような、みんなに嵐を起こすような稲妻をぶちかますように僕がKOするので、必ず観に来てください」 [nextpage] ▼第8試合 DEEP 68kg契約 5分3R松嶋こよみ(日本・パンクラスイズム横浜)67.75kg 13勝6敗劉獅(KIBA マーシャルアーツクラブ)67.9kg 9勝10敗2分※当初、松嶋と対戦予定のガブリエル・シウバが「飛行機に乗り遅れ、体重が落ちないため」試合キャンセル、3日前オファーで劉獅が参戦  松嶋は、修斗でプロデビュー後、2015年にウェルター級新人王を獲得。2016年9月にPANCRASEに初参戦し、当時フェザー級5位の牛久絢太郎に一本勝ち。2018年にはISAOと同級暫定王座を争った。  同年から参戦したONE Championshipではフェザー級2位にランキング。ゲイリー・トノン戦後、UFCを目指し、2022年の『ROAD TO UFC』に参戦も、準決勝で中国のイー・ジャーにスプリット判定で敗れ、契約ならなかった。2023年の『ROAD TO UFC』シーズン2出場も噂されたが、そのリストに名前は無く、今回のDEEP初参戦となった。  当初松嶋は、元UFCのガブリエル・シルバ(TEAM NOGUEIRA)と対戦予定も、シルバが「飛行機に乗り遅れると共に体重が落ちないために試合をキャンセル」。松嶋との試合に名乗りを挙げていた劉獅に白羽の矢が立ち、松嶋との対戦が決定した。  劉獅こと高塩竜司は、元栃木県警職員で2015年12月のDEEPフューチャー キングトーナメントライト級優勝。2018年に神田コウヤを右ストレートからのパウンドでTKO、2019年に樋口武大の寝技を凌いでトップからのパウンドでTKO勝ちを収め、2020年には朝倉未来一年チャレンジの西谷大成に判定勝利している。  2022年は3月に高野優樹に判定負け後、7月に鷹辰に1R、カットによるドクターストップで勝利。9月に拓MAXにスプリット判定勝ちで2連勝も、12月の前戦ではTRIBEの狩野優に判定負け。今回は大会3日前のオファーを受けて、68kg契約で松嶋こよみと対戦する。 劉獅「3日前、2日前くらいに試合が決定したんですけど、まったく動揺とかはしてなくて、こういうチャンスを掴むために、ほんとうにずっと準備していました。今日も、スポンサーさんにいただいたナポレオンのパンツを穿いていますが、明日は革命を起こします。松嶋選手よろしくお願いします」 松嶋「えーと……まあ、特には言うことはないんですけど、明日は応援よろしくお願いします」 [nextpage] ▼第7試合 DEEP ライト級 5分3R江藤公洋(和術慧舟會 HEARTS)70.7kg野村駿太(BRAVE)70.7kg  専大レスリング部出身の江藤は、MMA21勝6敗2分。2020年9月の『Road to ONE』で青木真也に判定負けも、現在4連勝中。2021年9月の修斗で75kg契約でグンター・カルンダに判定勝ちで再起を飾ると、2022年4月のRIZINで雑賀ヤン坊達也に3R TKO勝ち。同年11月のDEEPで北岡悟に判定勝ち、そして2023年5月の前戦では川名TENCHO雄生に判定勝ちと、強豪相手に勝ち切る組みの強さを誇る。34歳で今回が30戦目となる。  対する野村は帝京大空手部出身で、MMA5勝1敗。五明宏人の2学年下の後輩で、2021年9月にMMAデビューし、前田啓伍に判定勝ち後、2戦目のVTJで宇佐美正パトリックに判定負け。しかしその後は4連勝中で、2022年3月に藤村健悟に1R TKO勝ち後、7月にDEEPに初参戦し、レスラーの泉武志にスプリット判定勝ち、12月に小金翔に2R TKO勝ち。そして2023年3月に川名TENCHO雄生に判定勝ちを収めている。  相手の打撃をさばいてのテイクダウン、コントロールに長けたベテラン江藤に対し、7戦目の野村は伝統派空手の打撃に近距離の打撃も融合させ、川名戦では強いテイクダウンディフェンスを見せるなど急速な進化を遂げている。MMAのなかでどちらの武器が強いか、勝者がライト級王座戦に近づく3R戦だ。 野村「明日は江藤選手と試合をしてもっと上に行くんで応援よろしくお願いします」 江藤「今まで積み上げてきたMMA、明日はドロドロのMMAをしっかりみせて沈めようと思うのでよろしくお願いします」 [nextpage] ▼第6試合 DEEP フェザー級 5分2R五明宏人(トラフォース赤坂)66.15kg海飛(和術慧舟會 HEARTS)66.1kg  伝統派空手出身の五明と、フルコンタクト空手出身の海飛の空手MMA対決。  トラフォース赤坂の五明は、2022年3月のフューチャーキングトーナメントで優勝し、5月のプロデビューから3戦全勝。わずか9カ月で王座戦に抜擢された。  2019年度の全日本空手道選手権大会男子個人組手で優勝の実績を持つ五明は、2022年5月のプロデビュー戦で佐藤勇駿に判定勝ちすると、8月にはゲオ・レバナに左ストレートを効かせての高速ラッシュで42秒、TKO勝利。11月には、アマチュアルーキー時代の朝倉未来に腕十字で一本勝ちの戦績を持つTATSUMIを相手に、1R 1分55秒、TKO勝ち。  2023年2月には「DEEPフェザー級暫定王者決定戦」を神田コウヤと争い、判定5-0で敗れ、プロ4戦目での戴冠はならなかった。  和術慧舟會HEARTSの海飛は、極真会館山口支部出身。2015年に全日本高校生空手道選手権で優勝し、その後はTEAM TEPPENでアマキックを経験。HEARTSでMMAに取り組んだ。  2020年12月のPANCRASEアマチュア全日本オープントーナメントライト級優勝。さらに2021年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントフェザー級でも優勝し、7試合連続KO勝ち。  プロデビューの2021年を2勝2敗の五分でスタートすると、2022年3月に牧野滉風を2R TKO。同年4月のPOUND STORMでは鈴木崇矢も2R TKOに下し、2連勝。  しかし、2022年7月にムエタイ巧者の雅駿介に判定負け。2022年11月に力也の袈裟固めからのストレートアームバーに一本負け。2023年3月の窪田泰斗とのバンタム級戦では前日計量で500g超過。-2Pからスタートし、スプリット判定で敗れ、3連敗となっている。 海飛「しっかりフィニュシュして、(江藤)公洋さんにつなげたいと思うので応援、よろしくお願いします」 五明「MMAでも空手でも勝ちたいと思います。明日の試合、楽しみにしていてください。押忍」 [nextpage] ▼第5試合 DEEP バンタム級 5分2R力也(KING OF LIBLTY)61.55kg窪田泰斗(FourRhombus)61.6kg  力也は、日体大レスリング部出身。グレコローマン60kg級で全日本学生選手権を2012年と2013年の2度制している。2021年に上位陣相手に1勝3敗と苦しんだものの、2022年から4連勝。林健太、三好真大、海飛、渡部修斗を相手に2KO・TKO、2つの一本勝ちとすべて1Rフィニッシュ勝利している。  海飛には首投げからのVクロス、2月の渡部戦では右フックからのパウンドで27秒KOと、仕掛けは強引なところはあるものの、決定力を持つ。しかし、2023年5月のDEEPで前バンタム級暫定王者のCOROと対戦し、1Rに三角絞めを極められ一本負け。今回が再起戦となる。MMA7勝7敗。  対する窪田は、MMA11勝5敗。2016年4月から2017年7月までに怒涛の7連勝をマークも、北田俊亮、オーロラユーキ、横山恭典、鈴木琢仁に敗れてコロナ禍のなか2年間のブランクを作る。2022年12月に復帰し、木下尚祐に判定勝ち。2023年3月の前戦では体重超過で-2Pスタートの海飛の打撃に苦しみながらも組みで上回りスプリット判定勝ち、2連勝をマークしている。  ともに組みを得意とするなか、瞬発力を持つ力也の打撃と組みに対し、窪田は足技も交えた粘り強い組みで2Rを通して勝負となるか。 窪田「明日も勝って3連勝して、必ずDEEPのチャンピオンになれるようにやっていきます。応援、よろしくお願いします」 力也「明日はバチバチの試合をして勝ちます」 [nextpage] ▼第4試合 DEEP ライト級 5分2R小金 翔(UFC Gym Japan)70.6kg泉 武志(FIGHTER'S FLOW)70.65kg  ZSTライト級王者の小金は、MMA20勝5敗2分。2021年9月にDEEPに参戦し、大原樹理にスプリット判定で敗れたものの、渡辺悠太、ケンヤスキー相手に2連勝。2022年12月の前戦では野村駿太に2R TKO負けで今回は再起戦となる。2021年6月にはシュートボクシングにも参戦し、海人に判定負けもフィニュシュはさせなかった。  泉は、MMA3勝2敗。日体大レスリング部出身でインカレでグレコローマン60kg級優勝。17年にはアジア選手権71kg級で優勝の実績を持つ。2022年4月にRIZINでMMAプロデビューもグラント・ボグダノフに3R TKO負け。7月に野村駿太に判定負けも、以降3連勝中。THE☆ナマハケ、前田啓伍に判定勝ちすると、2023年3月の前戦でも井上竜旗にユナニマス判定で勝利している。 泉「また強くなったところを見せるつけるんで、よかったら見てください。応援よろしくお願いします」 小金「しっかり準備してきたんで、全力で勝ちたいと思います」 [nextpage] ▼第3試合 DEEP バンタム級 5分2R平松 翔(パラエストラ松戸)61.6kg雅 駿介(CAVE)61.65kg  平松はMMA5勝3敗。デビューから2連敗も、2021年10月に海飛に1R カウンターの右ストレートでKO勝ちすると、2022年3月に山口コウタに右カウンターのテンカオで1R TKO勝ち。同年8月にMG眞介に左三日月蹴りを効かせての左フックで1R TKO勝ちと3試合連続の1Rフィニュシュ勝利。  しかし同年12月の元英雄伝説アジア王者のRYUKIの左ストレートを浴びて1R TKO負け。2023年4月のDEEP OSAKAで元DEEP☆KICK王者の谷岡祐樹を1R 右ストレートでKOし、再起を遂げている。  対する雅も平松と同じMMA5勝3敗。元ムエタイ3冠王で、2021年7月に平松も敗れたRYUKIに1R TKO負け後、現UFCの風間敏臣に一本負けで初の連敗を喫するも、その後は、中本龍平、海飛に判定勝ちすると、植田雄太に右カーフを効かせての背後からのパンチで1R TKO勝ちで3連勝をマーク。2022年11月に鹿志村仁之介にリアネイキドチョークで一本負けも、2023年3月の前戦でボンサイ柔術の内山拓真に判定勝ちを収めている。 雅「勝つのは当たり前なんですけど、バンタム級の試合、ほかにたくさん並んでいるんで、内容にこだわってなぎ倒します」 平松「雅選手、ムエタイ王者ということですけど、いまはトータル的に強いとい思うんで、ただ、僕はブン殴ることしかできないんで、必ずKOで勝てると思います」 [nextpage] ▼第2試合 DEEP バンタム級 5分2R日比野“エビ中”純也(ISHITSUNA MMA)61.6kg鹿志村仁之助(セロ・ロンゴ・ファイトチーム)61.45kg  MMA5勝2敗の日比野は3連勝中。2021年12月にヒロヤに判定負け後、RYOGAにスプリット判定勝ち、内山拓真に1R TKO勝ち。2022年11月の「RIZIN LANDMARK Vol. 4」では吉田陸を2R TKOに下している。  グラップラー鹿志村は、PANCRSE等で3連勝後、「ROAD TO UFC」で階級上でキ・ウォンビンに敗れたが、2022年11月に雅駿介に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。2023年3月の前戦では、DJ.taikiに判定負けした。 鹿志村「前回負けちゃってるんで、今回は絶対勝ちたいなと思って練習してきました。それを明日はしっかり見せれたらと思います。よろしくお願いします」 日比野「“エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん”が8月5日、6日あるので楽しみです。以上です」 [nextpage] ▼第1試合 DEEP 60kg以下 5分2R朝比奈龍希(トラフォース赤坂)59.8kg秋元強真(パラエストラ柏)59.55kg  17歳・期待の秋元強真が、柔道で全日本強化指定選手に選ばれた経歴を持つ朝比奈龍希と対戦。トラフォース赤坂の朝比奈はMMA1勝2敗。コマネチ竜太に負傷TKO勝ち後、林健太、木下尚祐に判定負け。BreakingDown出場経験もあり。  パラエストラ柏の秋元は2勝0敗。GLADIATOR 018で宮川日向に判定勝ち後、2023年2月に高柳京之介に1R TKO勝ちと連勝中。 秋元「1R以内にKOして勝ちます」 朝比奈「やってきたことをしっかり出して第1試合から盛り上げるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント