想定外だった事態に「無事に終えられてホッとした」と榊原CEO
2023年6月24日(土)北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて開催された『RIZIN.43』の大会終了後、榊原信行RIZIN CEOが総括。
その中で、大会の開催も危ぶまれた真駒内公園でクマの目撃情報があったことについての質問を受けた。
榊原CEOは「今日、久しぶりに地上波のテレビに出まして。クマが出没したんだけれどどうなんだ、というテレビ朝日さんと北海道のもう一社のテレビ局さんの取材を受けたんですけれど、本当に一寸先はハプニング、こんなことが起きるんだという。これからマニュアルの中にクマが出る場合のマニュアルも加えなくてはいけないし、逆に喚起を促すことが出来たのではないですか。北海道で興行をやる、これは格闘技だけではなく音楽イベントとかでも、今後もしそういうことが起きた場合の対応策が協議されたりマニュアル化されたりするのではないかなと思っています」と、今後北海道で行われるイベント等の注意喚起につながるのでは、とした。
RIZINとしては「想定外のことでした。会場さんと地域の行政機関と警察の方々が積極的に動いていただいて、万が一の時の対応策とか、規制をしてああしようこうしようということはしっかり協議して、地元のイベンターにも相当ご尽力をいただいてご対応していただき、万が一、今日クマがキッチンカーの匂いにつられてやってきたとしても対応が出来るような態勢は整ていたし、警備員の数も増やしたりとかいろいろして無事に終えられたことはちょっとホッとはしています」と、様々な協力を得て対応策を施したと明かす。
最悪の場合、大会を中止することも検討したかとの質問には「中止ってことはさすがに考えなかったですね。何らかの対策をして。そうじゃないとこの地域の社会生活に重大な問題が起きる話だと思うので。北海道としては観光が基幹産業の地域だと思うので、これで北海道に行くとクマが出ちゃうよってなるとイベントもなかなか来れないし、観光客も来れないしということで、そういうこともあって地元の行政の方も躍起になって動いてくれて万全の態勢が整えられたかなと思っています」と、中止にしてしまえば今後に影響が出たのではないか、と話した。