今回こそ“爆肘”を見せたいとする梅野
2023年6月24日（土）北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催される『RIZIN.43』に出場する全選手インタビューが、22日（木）札幌市内にて行われた。
第9試合のRIZINキックボクシングルール（62.5kg）3分3R（ヒジあり）で鈴木宙樹（クロスポイント吉祥寺）と対戦する、梅野源治（PHOENIX）がインタビューに答えた。
ヒジを警戒すればするほどこっちの作戦通りに動く
――現在の心境は？
「今回はどうやって勝つか。前回の試合で梅野源治のヒジを見られなかったじゃないかと、RIZINのファンたち、RIZINのキングも苦笑いして言っていたので、今回はいかに梅野源治のヒジの凄さ、ヤバさを見せられるか。そこがポイントだと思うので、今回はヒジでぶっ倒してやろうかなと。それが一番です」
――特に強化したことは？
「普段の練習に加えて久保賢司からのボクシングのトレーニングもずっと見てもらいましたし、あとはもう試合当日見ていただければ分かるとっておきの技もしっかり準備したので、今回はYouTubeで無料で見ていただけると思うので試合を見て感じてもらえればと」
――対戦相手の印象は？
「前回言った通り正統派のキックボクサー。パンチが強くてローキック、たまに三日月蹴りを蹴って来て前に圧力をかけて来る。一発も重い選手。テクニックというよりかは一発がバネがあって重いのかなって印象ですね」
――今回の試合テーマは？
「ヒジでぶっ飛ばす。相手も多分ヒジは警戒していると思うので、警戒するのはこっちも分かっているので、警戒すればするほどこっちの作戦通りに動くんじゃないかな。これは試合当日、会場でそしてYouTubeで見ていただいた方たちにしか分からない、感じられない、そういう試合を見せられるんじゃないかな」
――どういう試合展開になると思う？
「鈴木選手は前に圧力をかけてきて…距離をとったら僕に勝てないのは絶対に分かっているのでパンチとローで圧力をかけてくると思うんですね。基本的には下を効かせて、ローキックを効かせていく中でパンチ一発で倒したいなと。ミドルキックと相打ち覚悟でパンチを打って来る、もしくはミドルキックを腕で受けてパンチを返して来る。その振り回している中でたまにヒジも当たればいいかなくらいで打って来る。想定できるのはあとは三日月蹴りを蹴って来る。このパターンしかない。それはどのパターンで来てもいいようにしっかり倒せるように対策を練ったので、どんなパターンで来てもボコボコに出来るんじゃないかな」
――先ほどの用意した技というのは？
「しっかり倒せる技ですね」
――ヒジかその技で倒す？
「それを狙っています。今回しっかり練習してきたので」
