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【超RIZIN】「キャリア最後の戦いはRIZINで」と集大成に向かうトフィック・ムサエフ。対戦候補のルイス・グスタボは怪我の回復次第=7月30日(日)さいたま

2023/06/16 15:06
 2023年7月30日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催される『超RIZIN.2 powered by U-NEXT』の会見が16日、オンラインにて行われ、Bellator側から既に追加発表されている3カードに加え、RIZINパートの3カードが追加発表された。  会見で榊原信行CEOは、「出場予定選手」となっているトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)について、対戦相手候補はルイス・グスタボ(ブラジル)で調整中も、「今週になってグスタボが怪我をした。グスタボが『ぜひやりたい』と怪我の治療に務めているので、状況を待って実現出来ればと思っています。万が一、怪我の回復が難しいとなれば、別途調整して発表します」と)と語った。  ムサエフは、MMA20勝5敗。2019年の「RIZINライト級GP」でダミアン・ブラウン、ジョニー・ケース、パトリッキー・フレイレを下して優勝。コロナ禍を経て、2021年6月の「RIZIN.28」のライト級王座戦でホベルト・サトシ・ソウザに一本負けで戴冠ならず。  2022年7月の「Bellator 283」でシドニー・アウトローを27秒KOする衝撃Bellatorデビューを飾ったものの、2023年3月のBellatorライト級ワールドGP1回戦ではアレクサンドル・シャブリーのボディへの前蹴りを受けて3R TKO負け。今回が再起戦となる。RIZINアゼルバイジャン大会も熱望するムサエフは、「僕の(国際的な)キャリアはRIZINで始まったので、キャリア最後の戦いもRIZINで終わりたい」とRIZIN公式YouTubeで語っており、集大成の戦いとなるか。  一方、グスタボはMMA13勝2敗。現在RIZINで3連勝中でライト級コンテンダーの一人だ。ムサエフも参戦した2019年大晦日の「RIZINライト級GP」でパトリッキーに1R TKO負けも、2022年4月に矢地祐介に2R TKO勝ち、9月に大原樹理に1R TKO勝ち、2023年4月の前戦では、武田光司にスプリット判定で勝利している。 「怪我」がどの程度のものかは明らかにされていないが、会見同日のSNSでグスタボは、武田戦の激闘の動画をアップし、「弱者を滅ぼす炎は、強者を鍛える炎と同じ」と臨戦態勢にあることを記している。グスタボがムサエフを破れば、王者サトシへの挑戦に大きく近づくことになる。4年前のGPでは交わることのなったムサエフとグスタボの対戦は実現するか。
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