2019年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.17』の前日公開計量が、27日(土)16:30より都内にて行われた。
計量終了後、囲み取材を受けた榊原信行RIZIN CEOは、今年の年末にRIZINと米国の総合格闘技団体Bellator(ベラトール)が2日間にわたって全面対抗戦を行うプランがあることを明らかにした。
RIZINとBellatorは以前から交流があり、昨年末にBellator世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルがRIZINのリングに上がって堀口恭司と対戦したほか、今年6月14日には米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われた『Bellator 222』に堀口とRENAが参戦。堀口はBellator世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルとのタイトルマッチでの再戦に勝利し、UFCに次ぐ北米メジャータイトルを日本人として初めて獲得した。
今年6月には堀口がBellatorに乗り込み、同団体の世界バンタム級王座に就いた。祝福するコーカー代表(右) 榊原CEOは「単純に堀口選手やRENA選手がお互いを行ったり来たりするだけではなく、全面対抗戦をやろうとBellatorのスコット・コーカー代表と話を進めています。RIZIN vs Bellatorで7対7なのか5対5なのか。12月29日にさいたまスーパーアリーナにケージを組んで、Bellatorのイベントがそのままアメリカから来ての日本進出第一弾、Bellatorの日本大会を行なおうと。そこにRIZINの選手が出ていってケージでの全面対抗戦を行い、12月31日は同じさいたまで今度はBellatorの選手がRIZINに出てきてリングでRIZINの選手と戦う」と、29日にBellatorの日本大会としてケージで全面対抗戦を行い、大晦日はRIZINの大会でリングにて全面対抗戦を行うという壮大なプランを進めているという。
「Bellatorにはエメリヤーエンコ・ヒョードルやクイントン・ランペイジ・ジャクソンなど日本でもお馴染みの選手がたくさんいるので、総勢ラインナップされてくるのでは。Bellatorとしても日本初進出なので全力でラインナップしたいと言うので、ライアン・ベイダーのタイトルマッチも出てくる可能性もありますし、一選手の行ったり来たりではない全面的なスケール感でやっていくのもいいんじゃないかと画策中です」
榊原CEOのSNSより、コーカーとのツーショット MMAファンにとってまさに夢のような2大イベントとなるが、榊原CEOは「可能性としては5割以上はあると思います。近々決まってくるだろうなという状況です」と実現に自信をのぞかせる。「スコットも日本への思い入れがあるし(旧K-1が米国進出した時に協力した)、やるのであればスケール感を持った大会をやりたいということなので、いろいろな放送環境や経済的なものが整っていけば実現できるかな、と思います。実現すればBellatorとして日本進出第一弾。全米生中継もあるでしょうから、12時くらいの開始になるかもしれない」
さらに榊原CEOは「いま話しているのはヒョードルの日本ラストマッチ。ヒョードルも日本に思い入れがあるし、Bellatorとの契約では3試合あって、1年に1試合しかやらない。その1試合が今年の年末。だからもう日本でやることはない。その相手にクイントンが選ばれたり、みんながPRIDEの時代に見たかったカードが見られるかもしれない」と、ヒョードルのラストマッチを組みたいとした。
現在キックボクシングルールでRIZINに参戦している那須川天心が、この対抗戦に絡む可能性はあるのかと問われると「天心ももちろん絡みます。そこはサプライズをスコット側とも考えています。まだ言えないことがあるので」と何か仕掛けがありそうだ。
そして最後には「放送とか経済的な環境が整えば可能性は十分にあるので、実現へ向けて調整していきたい。誰がどっちに上がるとか楽しみにしていてください」と語った。