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【イノベーション】WBCムエタイ日本ウェルター級王座決定戦、聖域&ジャパンキックとの団体対抗戦など決定

2023/06/07 20:06
 2023年7月9日(日)東京・品川インターシティホールで開催されるJAPAN KICKBOXING INNOVATION主催『Z RACING PARTS presents RESISTANCE-12』の主要対戦カードが発表された。 ▼メインイベント WBCムエタイ日本ウェルター級(66.68kg)王座決定戦 3分5R梅田勇一(BLITZ/INNOVATIONウェルター王者)青木洋輔(大和ジム/NJKF/NJKFウェルター級王者)  今年2月19日のINNOVATION千葉興行のメインイベントとして行われたINNOVATIONウェルター級王座決定戦でランボー・マスターズピットに勝利して同タイトルを獲得した40歳(この試合までには41歳)の晩成王者、梅田がWBCムエタイ日本タイトルに挑戦するというジャンプアップのチャンスを得た。  この王座決定戦で対するは、洋輔YAMATOのリングネームで長らく活躍した青木。NJKF王座は2020年に獲得し、その後、RIZINやRISEの大舞台でも活躍し“戦う塗装屋”の異名を持つ強豪だ。  11戦9勝2敗の好戦績を誇る梅田だが、青木は30歳に満たないながら倍以上の戦績を持ち多くの修羅場を潜ってきた。数々の王者を生み出した名門、大和ジムの現在を代表する青木が戦況有利は否めないだろうが、静岡の新鋭ジム、BLITZ待望の看板チャンピオンがホームリングのメインでどれ程の奮闘を見せてくれるか注目だ。 ▼セミファイナル ジム対抗戦 ウェルター級(66.68kg)3分3Rランボー・マスターズピット(マスターズピット/INNOVATIONウェルター級2位)佐藤界聖(PCK連闘会/聖域統一ウェルター級王者)  44歳の超ベテランムエタイファイターであるランボーは、今年4月30日に今回のメインイベンター、INNOVATIONウェルター級王者の梅田勇一との同王座決定戦における敗戦からの復帰戦でランキング10位の新鋭、涼矢にマジョリティーデシジョン(判定0-2)ながら敗北し、そこからの再起となる。  対するは、INNOVATIONと親交深い東北の雄、PCK連闘会が主催するプロモーション、聖域(サンクチュアリ)の看板王者、佐藤となった。  21歳というランボーの息子でもおかしくない若さと12戦9勝3敗という好レコードを持つ佐藤が、左ミドルキックを中心とした熟練のテクニックを持つタイ人にどこまで肉薄できるだろうか。 ▼団体対抗戦 66kg契約 3分3回戦涼矢(エボリューションムエタイジム/INNOVATIONウェルター級1位)冨田拓也(PCK大崎 team rings/聖域東北スーパーライト級王者)  今年4月30日、INNOVATIONウェルター級ランキング10位の涼矢が1位のランボーを破った番狂わせからINNOVATION本興行に連続参戦し、聖域東北王者と相まみえる。  沖縄ヤンバル(北部)からINNOVATIONタイトルを狙う涼矢は、ランボー戦後、現王者、梅田勇一に宣戦布告しており、メインで梅田、セミにランボーが座するこの興行でどれだけインパクトを残すことができるだろうか。 ▼団体対抗戦 スーパーフェザー級(58.97kg)3分3R紀州のマルちゃん(武勇会/INNOVATIONスーパーフェザー級1位)皆川裕哉(KICK BOX/ジャパンキックボクシング協会/ジャパンキックボクシング協会フェザー級2位)  今年4月30日興行のメインイベントでINNOVATIONスーパーフェザー級王者・新田宗一朗に挑戦したタイトルマッチは、挑戦者・紀州のマルちゃんの気迫凄まじく一進一退の激戦となったが、結果は判定0-1のドロー(1ポイントはマルちゃん)で王者の防衛成功となった。この悔しい惜敗からの復帰戦、相手はジャパンキック協会ランカー。INNOVATION愛が激強のマルちゃんが燃えないわけがない一戦、どんな大暴れを見せてくれるだろうか。
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