コスプレを趣味にする格闘家といえば、かつて『K-1 WORLD MAX』で活躍した“コスプレファイター”長島☆自演乙☆雄一郎が有名だが、現在の格闘技界で有名コスプレイヤーといえば『DEEP JEWELS』で活躍する村上彩(フリー)だろう。
【写真】再び連勝中の村上彩。柔術仕込みの寝技を得意とする 村上は全日本柔術選手権2018茶帯ルースター級優勝&柔術アジア選手権2018茶帯ライトフェザー級優勝の実績を持ち、現在は黒帯(女子の最速取得記録)の柔術家。アマチュアDEEP JEWELSを経て2020年10月のプロデビュー戦で須田萌里に判定勝ちすると、2021年9月にちびさいKYOKAを腕十字で極めて一本勝ち。10月にはAACCのベテラン玉田育子に1Rで同じく腕十字で勝利し、12月も古瀬美月に腕十字で1R勝利と3連続一本勝ちを飾って2021年を終えた。
【写真】格闘家と言われなければ分からないような出来栄えだが、鍛えた筋肉は隠せなかった村上(C)村上彩 しかし、2022年唯一の試合となった9月の須田萌里戦で判定負けとなり、プロ初黒星。12月には早くも再起戦に臨み、RIZINにも2度出場したにっせーを寝技で圧倒して再起戦を勝利で飾った。2023年の第一戦は4月のDEEP大阪大会にて、ベテランのサダエ☆マヌーフから判定勝ち。
身長150cmと小柄ながら筋骨隆々のムキムキな肉体を持ち、マッスルガールズバーでも働く。また、趣味はコスプレで入場時にはいつもコスプレを見せる“柔術黒帯コスプレファイター”の異名も持つ。
(C)村上彩 その村上が新作コスプレを披露し、ファンから好評を得ている。今回、村上が見せたのは大人気のスマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』のキャラクターであるモードレッド。村上はモードレッドが「大好き」だそうで、念願のコスプレでの撮影となったそうだ。
格闘技で鍛えた肉体美も見せる村上にファンからは「凄い写真ですね」「素晴らしい」「かわカッコイイ」と絶賛のコメントが寄せられている。この本格的なコスプレ撮影で新たな女子格闘技ファン獲得となるか。