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【ROAD FC】キム・スーチョル、ヤン・ジヨン、ムン・ジェフン、そして原口央がバンタム級トーナメントに参戦=6月24日(土)『ROAD FC 64』

2023/06/01 18:06
 2023年6月24日(土)韓国『Road FC 64』(ウォンジュ体育館)で開催される、63kgと70kgの「ROAD FC グローバルトーナメント」の組み合わせが発表された。優勝賞金は1億ウォン(約1千万円)。  日本から元GLADIATORフェザー級王者の原口央(BRAVE)が、バンタム級(63kg)トーナメントに参戦。  さらに、大晦日RIZINでフアン・アーチュレッタと大激闘を繰り広げたキム・スーチョルと、RIZIN2連勝中のヤン・ジヨンの韓国勢も出場。スーチョルは、MMA8勝4敗のアレクセイ・インデンコ(ロシア)と対戦。  RIZINで朝倉海との試合が流れ、対戦を熱望していたジヨンは、MMA8勝0敗(4KO・4つの一本勝ち)、全試合をフィニュシュしている強豪ラシャブ・シャドゥラエフ(キルギス)と無敗対決に臨む。 ROAD FCグローバルバンタム級(63kg)トーナメント ▼バンタム級(63kg)トーナメント1回戦 5分3Rキム・スーチョル(韓国)18勝7敗1分アレクセイ・インデンコ(ロシア)8勝4敗 ▼バンタム級(63kg)トーナメント1回戦 5分3Rチェ・セルゲイ(ロシア・韓国)3勝1敗ブルーノ・アゼベド(ブラジル)18勝3敗 ▼バンタム級(63kg)トーナメント1回戦 5分3Rムン・ジェフン(韓国)12勝13敗原口 央(日本)8勝4敗 ▼バンタム級(63kg)トーナメント1回戦 5分3Rヤン・ジヨン(韓国)7勝0敗ラシャブ・シャドゥラエフ(キルギス)8勝0敗  レスリングからMMAで活躍する原口兄弟の兄・央は、28歳でMMA8勝4敗。  2021年9月にMIKEにTKO勝ちしてGLADIATORフェザー級王座を獲得すると、同年11月に宇野薫にも判定勝ち。2022年6月のGLADIATORで中川皓貴にも判定勝ちするも、RIZIN LANDMARK vol.3で関鉄矢に判定負け、緊急参戦のRIZIN.39で中原由貴に1R TKO負け。  2023年5月の前戦のDEEPでバンタム級に落として増田拓真に2R リアネイキドチョークで一本勝ち、今回のROAD FCバンタム級トーナメント参戦を決めた。弟の原口伸が「ROAD TO UFC」ライト級トーナメント1回戦を勝ち上がったばかりで、兄も国際戦で勝利なるか。  原口は、「選んで頂いたことに感謝します。自分を信じて戦うのみ。自ら選んだ地獄を楽しみたいと思います」「トーナメント1回戦はムンジェフン選手! 楽しみでしかない。ぶっ倒す!」と意気込みを記している。  原口の対戦相手のムン・ジェフン(韓国)は、現バンタム級王者。2012年にキム・スーチョルに判定勝ちしているジェフンは、朝倉海、佐藤将光、根津優太にも勝利するなどMMA12勝13敗の39歳。  2018年から2019年にかけて元谷友貴に一本負け、朝倉海にリヴェンジを許し、キム・ミンウに一本負けと3連敗を喫したが、コロナが明けた2022年12月に3年10カ月ぶりに復帰。ジャン・イクファンとの王座決定戦で判定勝ちし、バンタム級のベルトを巻いている。  いきなり現王者を相手に原口は1回戦を突破できるか。  また、修斗ブラジルで活躍し、UFCのアラン・ナシメントに判定勝ち、2023年2月の「ONE Friday Fights 4」で三角絞めで一本勝ちしているMMA18勝3敗のブルーノ・アゼベド(ブラジル)も参戦。1回戦でチェ・セルゲイ(ロシア・韓国)に勝てば、準決勝でスーチョルvs.インデンコの勝者と戦う厳しいブロックとなっている。 ▼バンタム級(63kg)トーナメント リザーブマッチ 5分3Rパク・ヒョングン(韓国)5勝4敗2分バタラクラン・ギャントトク(モンゴル)8勝0敗  さらに、リザーブマッチには、5月のBreakingDownのキックルールでジョリーに判定勝ちしたパク・ヒョングン(韓国)が出場。モンゴルの8勝無敗のバタラクラン・ギャントトクと対戦する。 [nextpage] 準々決勝に勝ち上がる韓国人選手はスーチョル一人ではないか、BreakingDownとは──(ムンホン代表)  ROAD FCのジョン・ムンホン代表は、カード発表動画で今回のグローバルトーナメントの見どころを、「スーチョル選手と対戦する8勝3敗のインデンコ選手は、MFP1位。バンタム級なのに身長180cmもあるストライカー。スーチョル選手は彼の打撃にどう対するか。  24歳のジヨン選手と対戦するシャドゥラエフ選手は8連勝中で、すべての白星をTKO・サブミッションで勝利している、ちょっととんでもない22歳の選手。ジヨン選手にとってとても重要な分岐点になる試合だと思う。  ジヨン選手がムン・ジェフン選手と戦いたいとアピールしているので、果たしてこの二人が1回戦を勝利して戦うことになるのか、気になります。  準々決勝に勝ち上がる韓国人選手はキム・スーチョル選手一人ではないかと。そして残りの3人は外国人選手になるんじゃないかと予想されます。  さすがにスーチョル選手はすべてのファンが知っている通り、ONE FCとROAD FCのチャンピオンで、RIZINでも実質的なチャンピオンじゃないですか。前回のトーナメント優勝者の扇久保博正選手に勝ったんですからね。  この意見に気分が悪くなるかもしれないムン・ジェフン選手とヤン・ジヨン選手とチェ・セルゲイ選手が一生懸命頑張って、私の意見が間違ってると証明してくれると面白いと思います」と、スーチョル以外は勝ち上がれない可能性がある厳しいトーナメントだとした。  また、リザーブマッチについても、「パク・ヒョングンはBreakingDownで大活躍した選手。今回も勝って、朝倉未来選手に言った通り、BreakingDownとRIZINのミックスした試合で年末のROAD FCで対抗戦をやれたら興味深い。かつてK-1でマーク・ハントが敗者復活トーナメントから優勝したように、今回もリザーブマッチからサプライズのシンデレラになれるか」と、ヒョングンに期待を寄せた。
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