自分でも写真を見て驚いたというスリム化。中学1年生以来の体重だという
2019年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.17』の第2試合63.0kg契約5分3Rで、ステファニー・エッガー(スイス)と対戦するKINGレイナ(FIGHTCLUB 428)が、26日(金)都内ホテルにて事前インタビューに答えた。
23日に行われた公開練習では、スリムになった身体が話題になったKINGレイナ。「今回初めてまともな減量というか、72kgくらいから減量してきて。言ったら中学1年生ぶりくらいの体重なので、最初は体重が落ちるかなって不安はありましたけれど、やってみたら思ったよりも落ちるなって感覚もありました。コンディション的にも悪くないですし、ゴング格闘技とかで自分の写真を見ると『こんなに痩せたかな』ってちょっとビックリしましたけれど。いつも以上にスピードのある動きが出来るんじゃないかなって思います」と、自分でも痩せた自分に驚いているようだ。
減量の目的を聞かれると、「私が減量しようと思ってしているのではなく、RIZINから言われているので。まあ、最終的にはUFCに出たいので61.2kgに落としてやるのが最終的な体重だと思っています。でも私的にはまだ早いなと思っていて、もう1回くらい65kgで試合をしたかったです。いきなりの減量になって、よくよく考えてみたら10kg近く減量しないといけないことに気づいて(笑)。それでも3週間くらいで落とした感じですけれど。将来的に落とすのにあたって早い段階で落とした、早まったって感じですかね」と、自分的にはもっと段階的に落としていきたかったと本音も。
対戦するエッガーについては「ちゃんと映像が出てくる試合が1試合しかないので何とも言えないですけれど、どの場面でも私の方が圧倒的に勝てるんじゃないかなと思っています」と余裕の答え。
「相手はもともと柔道あがりで、私も柔道あがりなんですけれど、私が今所属しているジムが打撃のジムなんですよ。寝技よりもキックボクシングを多めに練習しているので、圧倒的に打撃はどんどん上手くなっていますし、キックよりもパンチで倒せるんじゃないかなって思っています。むしろ倒します。いま練習している内容で相手に劣るところがないので。どちらかと言うと今回はわりと減量の方に力を入れて、いつも通りの練習で相手の苦手な部分を重点的に練習してきた感じです」と、3月の試合に続いてパンチでKOすると宣言。
エッガーは自分のことをグラップラーと称したが「組み技が得意というのはひとつも映像から見られない。柔道あがりのわりにはグラウンドポジションになっても相手のことを逃がしてしまったりしているので、全然ツメが甘いんじゃないのかなって思っています」とバッサリ。
「打撃も右フックを打ってくるくらいじゃないですか。他に気をつけるところはそんなにない。唯一、私よりも手足が長いのでそれを有利に使われないようにやろうと思っています」と、警戒するのはリーチの長さくらいで、全局面で自分が上回っているという。
「スカッと勝ちたい。会場に来ている人も関係者にも見ている人に『これはいい勝ち方だな』と思ってもらえるように、この間のDEEP JEWELSでの試合同様に(35秒でKO勝ち)打撃で勝ったら面白いのかなって思います。いろいろな人に『KOしたらお祝いしてあげるよ』と言われているので、それも含めてスカ勝ちして、まだ誕生日パーティーをしていないのでいい誕生日を迎えようと思います」
ド派手な髪色に関しては「ピンクと水色です。今回はコスチュームが水色なのでそれに合わせて。ピンクは私の好きな色でイメージカラーなので。規約の関係上エクステが入れられなくなったので、私のこだわっている髪型ができなくなったのもあってカラーを入れました」と説明した。
また、昨日は岩盤浴で体重を落とし、ジェットコースターも楽しんだというKINGレイナ。
「ジムのメンバーで乗ろうよ、という話になって。昨日も今も言うほどツラくないし、私は試合前でも平気な顔をしている人なので。楽しく試合を迎えられればいいかなと思っています」と、約1年ぶりとなるRIZINでの試合を楽しみたいと語った。
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