2023年6月3日(土)神奈川・横浜武道館『K-1 WORLD GP 2023』に出場する、外国人選手たちの公開練習が1日(木)都内にて行われた。
「K-1 WORLD GP初代ミドル級(-75.0kg)王座決定トーナメント」の1回戦で、ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアンタイ)と対戦するハッサン・トイ(トルコ/Team Toy)は、動作を確認するようなゆっくりとした動きから徐々にペースを上げ、トレーナーが放つ攻撃をよけながらのミット打ちを披露。
「とてもいい調子だ。前回の来日よりもっといい感じで戻って来ることが出来て嬉しく思っているよ。復帰戦で戻ってきた試合にしてはいいチャンス、75kgでもっと強い姿を見せられると思う」と、2019年12月のK-1名古屋大会で野杁正明と対戦したウェルター級から2階級上げての挑戦に自信を見せた。
1回戦で対戦するザノリニについては「かなり年上の印象。彼が輝いてた時代は知っているから土曜日の試合が楽しみだが、彼について特に関心を持っていることはない」と、もう過去の人だと言わんばかり。
準決勝・決勝に関しては「自分としては誰が来ても嬉しいし、誰が来ても戦いたい」と誰でもいいとした。
約3年半ぶりの日本での試合で、自分のどんな姿を見せたいかと聞かれると「自分としてはエンターテイメント性の高い、皆さんが見たがっている試合を見せたいね。待っていてくれた分、楽しい試合を見せたい」と、ファンが喜ぶような試合をするという。
過去に1日3試合を戦った経験があるかとの問いには「1日2試合はあってその時は両方とも勝ったが、3試合は初めてだね」と言い、「試合時間を短く、KOで勝つことが重要だと思っている」と、早い段階で試合を終わらせていくことが優勝へのカギになるとした。
そして「日本のファンの皆さん、僕を待っていてくれてありがとう! 土曜日を楽しみにしていてくれ」とメッセージを送った。