2023年5月28日(日)東京・後楽園ホール『RISE 168』の前日計量&記者会見が、27日(土)都内にて14:00より行われた。
第5試合のスーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rで対戦する、同級3位・マサ佐藤(WSRフェアテックス)は64.50kg、同級6位・麻火佑太郎(PHOENIX)は64.95kgで計量をパス。
その後の会見で麻火は「12月に続き激闘の相手と試合を組んでいただき、マサ佐藤選手とは元々戦いたいと思っていたのでオファーが来た時は純粋に嬉しかったですし、こうして2人とも計量をクリアして試合が出来ることを嬉しく思います。試合は今までとは違って激しく行こうと思っています」と戦いたい相手との試合が実現したとし、今までと違う試合を見せると宣言。
約1年ぶりのRISE参戦となる佐藤は「麻火選手にそんな風に言ってもらえて嬉しいです。なので2人でいい試合をして会場を盛り上げましょう」と応えた。
どんな試合を見せたいか、との質問に麻火は「65kgは今回が3回目なんですけれど、どんどん65kgにマッチしている身体作りが出来ていて。今回も並んで見て自分の方がフォルムがデカいと思うのでパワー負けもしないと思いますし、全局面で圧倒して、スピードもテクニックも自分の方が勝っているので後は気持ちの勝負。気持ちでも勝って圧倒して、もちろんKOは狙っていきますけれどしっかり勝って、MVP、KO賞、ベストバウト賞が新しく出来たので狙っていきたいと思います」と賞を獲得したいとする。
一方、佐藤は「去年の6月にRISEに呼んでもらった試合の後にですね、精巣腫瘍で癌を患って精巣をひとる取るという手術をして1年くらいのブランク明けの試合になるんですけれども、計量もクリアしてそこはまず一安心しています。今回また若い選手と試合を組んでもらって。自分はあまりテクニックがある選手ではないので、前に出てガンガン潰して自分の流れに持っていって、KOでも判定でもどちらでもいいのでとりあえず勝ちたいと思います」と、癌を克服しての試合になること、その試合にどんな形でも勝ちたいと語った。