朝倉海vs.アーチュレッタがメイン、朝倉未来vs.ケラモフはセミと朝倉兄弟が締め括ることになりそうだ
2023年7月30日(日)さいたまスーパーアリーナにて『超RIZIN 2 powered by U-NEXT』が二部構成で開催されることが決定した。5月27日(土)新宿で行われた記者会見で発表された。
今大会は第1部がBellatorパートとしてケージ、第2部がRIZINパートとしてリングで行われる。
会見後のカコミ取材で、榊原信行RIZIN CEOは「Bellatorパートはアメリカの放送に向けてお昼くらいからのスタートになって6試合。3時から3時半くらいで終わって来ると思う。その後、インターミッションで1時間から1時間半の中でケージからリングに作り変えてRIZINのパートを4時半とか5時くらいには始めたいなと。8試合から9試合くらい組めたらいいなと思っています」と説明。
「ケージからリングに変えるのは皆さんの目の前でやるので、入場口のステージ上で何かパフォーマンスをやるとか。音楽系やダンスとかいろいろなところとタイアップして楽しめるものにしたい」と、ケージを天井に吊り上げてリングと置き換える「フライングケージ」(2017年9月のBellator183イタリア大会で使用された)をショーとして見せるほか、ハーフタイムショー的なものも用意するという。
他のカードについては「今日発表したのは朝倉未来の試合も含めて勝負論のあるどストライクなザ・格闘技というようなカードだと思うんですけれど、ここから変化球をバンバン投げていきます。魔球をまた投げ続けてみんなの期待をいい意味で裏切りながら、超RIZINとしてのお祭りにしたいので瞬発力も必要だと思います。いろいろな知恵を絞ってラインナップしたいと思います」と、またも賛否両論呼びそうなカードを考えている様子。
「朝倉海vs.アーチュレッタがメイン、朝倉未来vs.ケラモフということになるのかな。それ以上にインパクトあるカードがラインナップ出来るかどうか。アンダーカードとしてはけっこうバラエティに富んだアイデアがあるので、ただ上にかぶせるようなものを持って来る必要はないかなと思います」と、朝倉兄弟がメイン・セミになる可能性が高いとした。
また、堀口恭司とBellatorフライ級初代王者決定戦を争う神龍誠(神龍ワールドジム)が、堀口に勝った場合はBellator契約下の選手になるのかとの質問には「神龍がBellatorのベルトを巻いたからBellator独占になるのではなくて、神龍が巻いたらリマッチで堀口とダイレクトリマッチでRIZINでフライ級のベルトを懸けて戦うとか、今までにない画期的なチャレンジを遼プロモーションの中で進めたいと思います。だからアーチュレッタと海で勝った方が今度はBellatorに行ってBellatorの王者と戦うとか。そうやってお互いのプロモーションを行ったり来たりトップアスリートが出来るような関係が作れるかなと思います」と、RIZINとBellatorを行き来してストーリーを作れるような環境にしていくと語った。