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【BreakingDown】秋山成勲率いるTEAM KOREAとの日韓戦、ファン予想は僅差で日本が優勢。元HEAT王者のパーキーやWBKF世界王者ジンギュが参加

2023/05/18 23:05
 2023年5月21日(日)東京・プリズムホール『BreakingDown 8』の後半戦12試合で、「KOREA×JAPAN」の日韓戦が行われる。  昨年12月、『BreakingDown6.5』のゲスト解説&ジャッジを務めた秋山成勲が「韓国も格闘技人気ありますし、日韓戦とかは昔から盛り上がるじゃないですか。だからそれが実現したらいいなと思っています」「日韓戦をやりたい。僕が韓国の選手をいっぱい連れて来るのでやりたいですね」と予告していた通り、秋山がTEAM KOREAを率いてBreakingDown JAPAN勢に戦いを挑む。  ウェルター級で朝倉海の愛弟子“勾配ニキ”と対戦するミスター・ホンデは、キックボクシングで24戦20勝と紹介され、秋山の秘蔵っ子なのだという。2019年には『Bigbang』に19歳で来日し(チュー・ジンギュの名)、谷山俊樹と対戦。判定2-0で勝利して谷山からWBKF世界スーパーライト級王座を奪っている。  バンタム級では、『THE OUTSIDER』のスター選手でBreakingDownにてこめおに勝利している黒石高大と咲人が対戦。咲人は歌舞伎町のホストクラブのNo.1ホストとして『BreakingDown 5』から参戦。山川そうきに判定負け、Rinに判定勝ち、黒石と同じ『THE OUTSIDER』出身の高垣勇二に判定勝ちしている。  ウェルター級で醤油ニキと対戦するジョン・ジェイルはROAD FCにてプロMMAファイターデビューし、2019年からはDoubleGに主戦場を移して6勝5敗1分。直近の試合は2022年5月にWoo Hyuk Choiにリアネイキドチョークで勝利している。  ウェルター級で『THE OUTSIDER』出身でDEEPなどでも活躍しているプロMMAファイターの樋口武大と対戦するサムエルことイ・サンイルは、2010年8月に台湾のProFCでMMAデビューし、ROAD FCにも4度参戦している。プロ戦績は1勝5敗。最後の試合は2015年3月となっている。その後はレスリングに転向し、現在は現役を退いて韓国で自身のMMAジムを経営しているという。  ウェルター級で瓜田純士と対戦するキム・アムゲは、自称喧嘩で82戦82勝だというボディビルダーで、韓国のアームレスリング大会で優勝(左腕部門)経験がある。秋山成勲が主催した韓国SBSのサバイバル番組『純情ファイター』に出演し、トーナメントでは準優勝している。  ミドル級でバン仲村と対戦するユン・ヒョンビンはテレビMC多数・CM多数・アイドルプロデューサーと韓国芸能界で活躍するコメディアンで、2014年2月にROAD FCのスペシャルメインイベントにてMMA戦を行い、日本人の佃貴也に1RでTKO勝ちした。また、2022年8月には韓国拳闘人協会主催の全国生活体育ボクシング大会40代の部85kg以下の名誉チャンピオン戦で2R判定勝ちを収めている。  ライト級でこめおと対戦するH・ユジンは格闘技歴は特にない、韓国の人気ラッパー。日本のイベントにも出演したことがあるという。  無差別級でノッコン寺田と対戦するキム・ジェフンは身長180cm、体重150kgの巨体で、2014年5月にROAD FCでプロMMAファイターデビュー。4連敗(全てKO負けで3試合は1R決着)を喫するも、2021年7月の5試合目で映画俳優を相手に1RでKO勝ちを飾った。これが最後の試合となっているようだ。元極道として話題となった。  ウェルター級で“ミスター・アウトサイダー”啓之輔と対戦するコ・ソクチョルは、自称喧嘩85戦85勝。ボクシングで試合経験があり、1敗1分。  ミドル級でBreakingDownナンバーワンの実力者との呼び声も高い川島悠汰と対戦するイ・サングンは、元プロボクサーで6勝2敗、韓国のランキングで1位までいったという。ボクサーとしての活動は2016年から2019年まで。  ライト級で安保瑠輝也の弟子ジョリーと対戦するパク・ヒョングンは、2014年7月にROAD FCでプロMMAファイターとしてデビューし、5勝4敗2分の戦績を残した。最後の試合は2019年12月でMike Galitelloに判定勝ち。2022年12月に復帰戦を行う予定だったが、キャンセルとなっている。  そしてミドル級で“BreakingDown最強の男”の異名を持つ飯田将成と対戦するパク・ウォンシクは、「パーキー」のリングネームで日本でも活躍した元MMAファイター。テコンドーとブラジリアン柔術をバックボーンに持ち、2004年12月にEPCでプロデビュー。 【写真】DEEPでその将来が期待されたパーキー(左) 2009年4月からDEEPに定期参戦し、松下直輝、坪井淳浩、五十里祐一をフィニッシュして3連勝。2009年8月の『DREAM.12』に出場したが弘中邦佳に敗れた。その後もDEEPやGLADIATORで勝利したが、2010年12月30日の『戦極』で真騎士に敗れると梅田恒介、吉田善行に3連敗。2020年1月、HEAT46でのライト級王座決定戦にて草・MAXに判定3-0で勝利し、王座に就いた。その後、首の骨を折る大怪我を負って引退。戦績は15勝8敗1分1無効試合。  様々な経歴を持つ韓国チーム。秋山が5月13日に自身のSNSにて「どっちが勝つと思いますか? みんなの意見、予想は?」とアンケートをとったところ、日本が勝つとの予想が55.9%、韓国が勝つとの予想が44.1%で日本が勝利すると予想したファンの方が多かった。  オーディションでは韓国チームの登場から30秒で乱闘になるなど大荒れ。果たしてどのような結末が待っているのだろうか。 なお、秋山は今大会で安保瑠輝也らと共に試合審査員を務めることが発表されている。
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