2023年5月10日(水)、平本蓮(剛毅會)が自身のSNSを更新。「めちゃくちゃ強い。これで17歳。絶対にバケモンになると思う」と、一人のキックボクサーを紹介した。
そのキックボクサーとは塚本望夢(team Bonds)。塚本はジュニアキック出身で、2020年12月には那須川天心の弟・龍心と対戦して勝利を収めている。2021年7月のDEEP☆KICKでプロデビューし、11月から行われたDEEP☆KICK -51kg初代王座決定トーナメントで、1回戦でタネ(ハートマーク)ヨシキに初回TKO勝ち、決勝では空龍から1Rにダウンを奪って判定勝利し、プロ5戦目で初代王座に就いた。
最年少の16歳で2022年4月の「RISE初代フライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」に出場し、1回戦で数島大陸とダウンの奪い合いの末に判定負けで初黒星。8月にKING TSUBASAに勝利して再起を果たすも、9月にソンチャイノーイ・ゲッソンリットに初回KO負けを喫した。
2023年2月には「RISE NEW WARRIORS フライ級トーナメント」に出場し、準決勝で那須川龍心を判定3-0で返り討ちにするも、決勝では松本天志に序盤は有利に試合を進めるも打ち合いでダウンを奪われ、3RにTKO負けを喫している。戦績は8勝(2KO)3敗。
K-1&Krushで活躍中の國枝悠太(Never mind / 9+ nine plus lab.)を通じて、平本と一緒に練習する機会があったといい、「スーパースターでした」「めちゃくちゃ勉強になりました。また練習お願いします」と自身のSNSに綴った塚本。
まだ粗削りで相手の攻撃をもらってしまうことも多い塚本だが、その攻撃力とテクニックは関係者の間でも評価が高く期待されている新鋭だ。7月2日(日)にエディオンアリーナ大阪で開催される『RISE WORLD SERIES 2023 OSAKA』への出場とオープンフィンガーグローブ戦への挑戦を表明しており、平本から学んだ成果を発揮することが出来るか。